
紫系統のアリッサムもきれいです
アリッサムは、秋や春にポット苗で出回ります。
スィートアリッサムという名称で広く知られています。
まあるい綿のような株を広げる、キュートな草花です。
寄せ植えにもちいられたり花壇のふちなどを、
かわいく飾ることができる人気者です。
本来は多年草なのですが、
日本の気候では一年草として、扱われます。
彩で楽しめるほか、甘い香りでも甘い香りでも、
心に癒しをくれるでしょう。

アリッサムは、寄せ植えにも活躍してくれます
■アリッサムの元気がなくなった理由
1.根鉢を痛めた
アリッサムは、直根性の根をもつことから、
移植は苦手です。
ごく小さい苗のうちに、ポットに鉢上げをして、
定植するのがよいでしょう。
ポット苗で入手したら出来るだけ早く、
根鉢をくずさずに注意しながら、植え付けましょう。
植える間隔は、15pくらいを目安にします。
2.用土の過湿
アリッサムは、水はけのよいところで元気に育ちます。
水は土が乾いたら、じゅうぶんにあたえます。
生育が緩やかになる夏と冬は、若干乾かし気味にしましょう。
つい心配になって肥料などをあたえてしまうと、
腐ったり枯れたりする恐れもあります。
気候や用土の様子をみて、適切な水やりをほどこしましょう。
3.適温と日照
アリッサムは、地中海沿岸地方が主な原産地です。
暖地では冬越しできますが、関東以北では寒さ対策が必要です。
気温は、15℃前後が快適に育てられます。
日なたが適していますが、半日陰でも大丈夫です。
夜間の冷え込みが気になるときは、
霜や凍結の被害から保護しましょう。
また、気温の高くなる6月以降は花が咲かなくなりますが、
夏越しをさせて秋を迎えると、またにぎやかに咲きだします。
>>アリッサムの詳しい栽培方法へ