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青枯れ病にかかったトマト


トマトなどナス科急激にしおれる理由は?

それまで元気に育っていた株が急にしおれてしまうのは、
青枯れ病の可能性が高いです。

青枯れ病は、ナス科の植物を始め、
さまざまな植物に感染し、
深刻な被害をもたらす病気です。

いくら水やりをしてもしおれが回復せず、
急速にしおれるため植物が青々としている状態で、
枯死してしまうため、”青枯れ病”と名づけられました。

被害にあった株の、株元付近の茎を切ると、
中から乳白色の液が出てくるのが特徴です。

青枯れ病は、土壌中の病菌が、根の傷口から、
侵入することにより発病する伝染性の病気で、
夏に多発します。
特に湿度が高いと、発生しやすくなります。

いったん発病してしまったら治療法はありません。
他の株への伝染を防ぐため、発病した株を抜き、
焼却処分する必要があります。

さらに、青枯れ病が発生してしまった土壌は、
病原菌を根絶することが難しいです。
青枯れ病菌は地中深くで何年も生き残っています。


青枯れ病予防法

青枯れ病を予防するには、根に傷をつけないように注意し、
敷きわらなどで雑草が生えるのを防ぐことが大切です。

敷きわらには地温の上昇を抑える働きもあり、
青枯れ病の発病を抑えてくれます。

連作をしないことも重要です。
また、その際には、青枯れ病の宿主とならない作物を、
輪作するようにします。

青枯れ病に抵抗性を持つ品種に接木された苗を、
購入することも有効です。

万が一、青枯れ病が発生してしまったら、
見つけ次第抜き取ります。
被害株は土壌中に漉き込んだり、堆肥などにせず、
焼却処分しましょう。

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