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ミニトマトも皮が薄い品種は割れやすいです


トマトのおいしさの理由は、”旨み成分”が、
含まれているからです。
トマトの旨み成分には、”グルタミン酸””イノシン酸”など、
30種類以上があります。

グルタミン酸はお醤油や味噌にも含まれている成分のため、
日本人の口にも合うのですね。

ところで、トマトを栽培していて困ることの一つに、
実が割れてしまうことがあります。

大玉トマトなら料理に使ってもいいのですが、
ミニトマトの場合、食感も悪くなってしまい、がっかりですね。
トマトの実が割れてしまう理由を、ご紹介します。 



■トマトの実が割れてしまう理由

トマトの実が割れてしまうことを、”裂果”といいます。
露地栽培でよく起こります。
収穫直前に発生し、
割れ方がひどいと、そこから腐ってきてしまいます。

裂果の原因は、乾燥や過湿で
根が傷んで株が弱ってしまっているとき、
または果実が色づき始めて果皮の弾力性がなくなったときに、

急激に水分を吸い上げると、果実が急に成長し、
表皮が急成長に耐えられずに裂けるためです。



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トマト、割れていると見た目も美味しくなさそうです


■トマトの割れ・裂果の防止方法

1.極端な乾燥を防ぐ
極端に乾燥した後に裂果が起こりやすくなるため、
ポリマルチや敷きわらを敷いたりしましょう。


また、晴れた日が続いた後に雨が降っても、
裂果が多くなるので、晴れた日が続いたら、
少量ずつ定期的に水やりを行うとよいでしょう。

2.雨よけをする
雨が降ると急激に土壌水分量が増えますし、
果実に直接雨があたることによっても裂果します。

ビニールハウスや背の高いビニールトンネルを
設置したり、簡単な雨避けを作ってあげます。 

>>トマト 雨よけのしかたは?

3.未熟果のうちに収穫する
裂果は赤くなってから起こることが多いので、
トマトがある程度大きくなり、果実の色が
緑からやや淡い緑色になった頃に収穫します。

日陰で3〜5日程度追熟させると赤くなります。 
ただし、樹上で完熟させたトマトに比べると、
風味はどうしても劣ってしまいます。

4.裂果しにくい品種を選ぶ
品種により、裂果しやすいものとしにくいものがあります。
ただし、裂果しにくい品種は果皮がかたい傾向があり、
皮が口の中に残って食感が悪いことがあります。

現在では、食味の良い割れにくいトマト品種が多くあります。

5.丈夫な株に育てる
秋になると裂果が多くなります。
これはいわゆる種族保存本能で、種子が入っている果実を、
自分で割って、種子を地面に落とそうとしているのです。

根がしっかりと張って、勢いがある株は、秋になっても
裂果が少ないので、手入れをして丈夫に育てます。 


6.日焼け対策をする
日に当たると果実の表皮が老化し、裂果しやすくなります。
摘芯の際に、葉を最上段の花の上に2〜3枚残しておくと、
果実を直射日光から守ってくれます。


■参考 トマトの各種育て方、品種紹介はこちらが詳しいです。
>>トマトの育て方.com
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