.jpg)
ポインセチアは、クリスマスのシーズンには、
とくに人気があり豪華な常緑低木です。
世界中でたいへん人気があり、
室内を明るくするカラーリーフの女王です。
ポインセチアは、繁殖について注意する点があります。
市場に出回る多くのポインセチアは、
種苗登録をされた園芸品種です。
入手したときに、「種苗登録品種」などの、
明記のあるラベルがついた鉢花は、
苗を無断で増やす行為は、法律で禁じられています。
あくまでも、個人的に楽しむレベルにとどめてください。
増やして販売すると、違法ですが、
お友達にわけたりすることには、問題はないようです。
■ポインセチアを増やす方法は、挿し木がいちばん!
1.挿し木が簡単でよく増えます
ポインセチアを増やすには挿し木が楽で確実です。
梅雨時の5〜7月ころが作業の適期です。
挿し穂は新芽のついた元気なものを、
10pくらいに切ります。
剪定したときの枝を利用してもよいです。
下の葉をとりのぞき、
大きな葉は半分ほどに切りましょう。
こうすると葉の水分蒸発が少なくなり、
発根しやすくなります。
切り口からしみ出る白い汁が落ち着くまで、
コップなどに水揚げをします。
2.日陰で発根を待ちます
ポインセチアの挿し穂の水揚げをしたあとは、
清潔な水はけのよい1種類の用土に挿します。
挿し木の用土は、鹿沼土や赤玉土などをもちいます。
または、フラワーアレジメントでもよく活用される、
オアシス(吸水スポンジ)に挿す方法でもよいでしょう。
風通しのよい明るい日陰で、
用土の適湿を保ちながら管理します。
底面給水で水をあたえたり、
霧吹きを使うのも有効です。
およそ2〜3週間ほどで発根します。
3.鉢上げ時期とコツ
ポインセチアの挿し木をしてから
新芽が動き出すころが、鉢上げのタイミングです。
発根しだしたた苗は、根を出来るだけ痛めないように
気を配りながら、ポットや鉢に鉢上げをしましょう。
オアシスに挿して育てた苗は、根鉢付近を切って、
そのままポットや鉢に植え付けます。
無理に引きちぎると根が傷みます。
鉢は小さめのものが、苗にとっては好都合です。
いずれも、鉢上げを済ませたら、
屋外の日光によく当てて、肥培をしましょう。
新しい芽が10p近くに生長してきたら、ピンチ(摘芯)をします。
こうするとわき芽が出て、草姿が整います。
■参考
・写真で手順紹介 挿し木(挿し芽・挿し穂)の方法
・ポインセチアの育て方と越冬方法
カテゴリ