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コマツナの発芽は早い


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コマツナ、プランターでも育つ


コマツナ(小松菜)は、アブラナ科アブラナ属の植物で、
1年中栽培でき育て方も比較的やさしく、
温暖な時期は20〜30日で収穫できる野菜です。

冬菜(フユナ)、鶯菜(ウグイスナ)とも呼ばれます。
1年のなかでも害虫や寒さの心配がなく、
順調に育つのは、9〜10月の秋まきのコマツナです。
耐寒性はマイナス5度くらいまでです。

コマツナは、カロテン、ビタミンC、カリウム、
食物繊維など豊かな栄養素を含む、
栄養価のたいへん高い野菜といわれています。
カルシウムも多く心臓の働きを整える作用もあります。


品種いろいろ

コマツナは、本来冷涼な気候に育ちますが、
高温や乾燥にも強く、根の張りもしっかりし、
萎黄病などに耐病性の高い品種が作られていて、
1周年収穫ができるものもあります。

「菜々瀬」「菜々美」「みすぎ」「おそめ」、
「卯月」「楽天」などが、よく栽培されています。


コマツナ育て方 栽培方法

コマツナは涼しい気候を好み、
生育の適温は10〜25℃くらいなので、
9月中旬〜11月上旬にタネまきをする、
秋まきが適し、病害虫も少なく育てやすいです。

コマツナは、耐寒性がマイナス5度くらいで、
ホウレンソウなど冬採り野菜と同じように、
少し霜にあてたくらいが甘味が増しておいしいです。

春まきをする場合は、3月〜4月にまいて、
早めに収穫すると栽培しやすいです。

夏まきの場合は、耐暑性のある品種を選びます。

・まき場所
コマツナは、日当たりが好きで、
水はけの良い場所を好みます。

しかし半日くらい日光が当たれば、
十分栽培ができます。

深さ1.5cmのまき溝を掘り、
1uあたり堆肥2〜3s、化成肥料、鶏ふん、苦土石灰を、
各1つかみ施して、2cmの間土をします。
畝幅は50〜60cmにします。

平床の場合は、畝幅は90cmにして、
元肥は同量を施します。

・タネまき
まき溝に条間10cm2列、均一にすじまきをし、
タネが隠れるくらい覆土し、
軽く押さえてタネと土とを密着させ、
静かに水やりをします。

コマツナは、ばらまきでもかまいません。
タネが1〜1.5cm間隔になるくらいにばらまきます。

9〜11月に、10日ずつずらしてタネまきをすると、
次々と3月くらいまで食用にできます。

・間引き
タネまき後、3〜4日で発芽するので、
本葉が5〜6枚になるまでに、
5〜6cm間隔になるように間引きます。

間引き菜も、味噌汁やサラダに、
おいしく食べられます。

・冬越し
最終の間引きを終えたら、
化成肥料の追肥を施し土寄せします。
12月ころ寒くなったら、寒冷紗のトンネルをかけます。

*アオムシ、コナガの害から守るには、
タネまき後からトンネルで覆うと効果的です。

・水やり
発芽するまでは、乾かさないように水やりします。
その後は、土が乾いたらじゅうぶんに水を与えます。


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コマツナは、不織布でトンネルするときれいに育つ


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いよいよ収穫、採り遅れないように注意です


収穫

草丈が15〜20cmくらいになったら、
付け根から切り取り順次収穫します。
収穫を逃すと葉が硬く味が落ちます。

秋冬のコマツナをそのままにしておくと、
3月ころからつぼみがついてきますが、
ナバナとして春の味が楽しめます。
辛し和えや天ぷらが美味です。

最初のつぼみを取ると、
次々とわき芽が出て、収穫できます。


病害虫

コマツナ病害虫の標的になりやすいです。
とくに春、夏を、無農薬で育てるのは難しいです。

秋まきで、タネまき後から寒冷紗のトンネルをすると、
害虫の被害を大幅に抑えることができます。

薬剤を散布する場合は、
ヨトウムシ、アオムシ、コナガに効果がある、
BT剤のエスマルクDFやマラソン乳剤などを散布します。

べと病は、品種改良によって発生がだいぶ少なくなりました。
発生初期に薬剤を散布します。
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