
ダイコンのプランター栽培

ダイコン、家庭菜園なら葉も食べたい!
ダイコンは、容器では育てにくいと思われていますが、
ダイコンの品種と鉢、プランターなど容器をじょうずに選べば、
見劣りしない良いダイコンが栽培できます。
容器栽培しやすい品種は、地上に長く伸び、
先まで太い青首の短根種が適しています。
秋まき品種は、「耐病総太り」系品種、
春まきには、とう立ちしにくい「おしん」、
「大蔵」「聖護院」もプランター栽培に向いています。
家庭菜園で育てた場合、大根はほぼ無農薬で栽培できるので、
栄養価の高い葉も全部食べることができます。
ダイコンの根の部分には、
ビタミンCと消化酵素のジアスターゼが多く含まれていて、
葉には、カルシウム分や鉄分、ビタミンA、B、Cが豊富で、
栄養のバランスが良く捨てるところのない野菜です。

自分で育てたダイコンをおでんに♪
■ダイコンのプランター など容器栽培方法
・適した容器
米10キロ入りの袋でダイコン1本、
トロ箱の底を抜いて2段に重ねたもので3本、
このトロ箱は、下段の底に、
水はけ用の穴をいくつかあけておきます。
深型プランターや、ジャンボプランター、
深さが30〜40cmあるプラスチック鉢でも栽培できます。
・用土
ほかの野菜を植えた古土を再生した土や、
一般の用土でだいじょうぶですが、
粒子の細かい用土が適しています。
未熟な有機物、肥料の塊があると、
根が別れる「また根」になるので注意します。
・置き場所
日当たりの良い場所が適しています。
重いので、場所を決めてから用土を入れます。
・タネまき
ポリ袋、鉢には中央に、
トロ箱は3箇所に、それぞれ5粒くらいの点まきにして、
タネが隠れるくらいに覆土します。
−春まき−
春まきのは、温暖地は3月中旬〜4月上旬、
寒冷地は5月、中間地は4〜5月上旬です。
−秋まきー
秋まきの適期は、温暖地が9月上旬、
寒冷地は7月中旬〜8月中旬、
中間地は8月中旬〜9月中旬です。
・水やり
土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
・間引き
タネまき2週間後くらいに1箇所2本残して間引き、
さらに1週間後に間引いて1本とします。
・追肥
間引き後、1株あたり、
固形油かすと化成肥料を一つかみ与えます。
■収穫と病害虫
ダイコンの栽培|初心者でもおいしく立派に育ちますを参照してください。