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ダイコン畑、みごとです


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ダイコンの収穫は嬉しい♪


ダイコン(大根)には、大小、形、味、タネまき時期が、
いろいろあり、たくさんの品種があります。

春まき(3月〜4月)、夏まき(6月上旬)、
秋まき(8月〜9月)がありますが、
ダイコンは冷涼な環境を好むので、
初心者に栽培しやすいのは秋まきです。

春まきの大根はとう立ちしやすいので、
まず、秋大根を栽培すると良いでしょう。
また、土地が硬い場合は、短太系を選びます。


大根品種

青首ダイコンと白首ダイコンに大きく分けられます。

桜島、聖護院、守口、源助、
練馬・三浦・浅尾 など白首大根、
宮重 ・青源三浦・耐病総太りなど青首大根、
紅大根、紅しぐれ、亀戸など多数あります。

タネまきに適した季節があるので、
タネ袋をよく読んでください。


ダイコン栽培方法

タネまき適期は、上記を参考に、
春まき、秋まきを選びます。

・まき場所
日当たり、風通しが良い、
排水性の高い場所を選び、
タネまきの2週間以上前までに、
苦土石灰を1uあたり2つかみ、まきます。

30〜50cmの深さに、ていねいに耕し、
石やゴミを取り除き、根が伸びやすいように、
軟らかくしましょう。

痩せた土地は、堆肥、化成肥料を施し、
畝幅60cmの平畝を作ります。

・タネまき
ダイコンの種類によって、
列間、株間、マルチングの大きさが多少違います。

まず、クワ幅の深さ3cmの溝へ、
30cmおきに元肥として化成肥料1つかみを入れます。
肥料の場所を避け、元肥と元肥の間に、
タネ間1cm以上5〜6粒ずつを点まきします。

薄く土で覆い、水やりをすると、
3日くらいで発芽してきます。

・遮光
8月中にタネをまいた場合は、
強い日差しを遮るために、
タネまき後2週間くらいは、
寒冷紗をかけて保護すると良いです。

・間引き
タネまき2週間で本葉1〜2枚になります。
この頃、最初の間引きをします。
1ヶ所当たり良い株を3〜4株残します。

その1週間後、本葉が5〜6枚になったら、
1本を間引き、タネまき後約1ヶ月で、
1本にして育てていきます。

間引き菜は、お浸しや汁の実に美味です。

・追肥と土寄せ
間引き後に、畝肩に油かすや化成肥料などを、
軽く1つかみ施し、軽く土寄せします。
同時に畝や株間の土を軽く耕す中耕をしましょう。

土寄せをしないと、
日に当たって苦味が出ることがあります。
青首ダイコンは、その心配はありません。

・水やり
タネが発芽するまでは、土が乾かないように与えます。
発芽後は、土が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。


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家庭菜園のふろふきダイコンは最高です!


収穫

春まき、夏まきはタネまき後40〜60日、
秋まきは、早生種で50〜60日、
漬物用の場合は、80〜90日で収穫できます。

日数を目安に葉が広がってきたら、
首の太り具合が6〜7cmくらいで早めに収穫します。

とくに春ダイコン、夏ダイコンは、
収穫が少しでも遅くなると、すが入りやすいです。


病害虫

病害は、それほど目立ちません。

高温期にはアブラムシ、キスジノミハムシが、
発生することもあるので、薬剤などの予防散布をします。
モザイク病の発生も注意します。

>>ダイコンのタネを各種見てみる

>>秋にまける野菜の一覧はこちらです
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