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ハクサイ、寒さにあてると甘みが! ミニハクサイならプランター栽培も


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ブロッコリー、家庭菜園は美味、葉も茎もおいしい♪


8月は、真夏から秋に移行する時期で、
野菜の管理、手入れも、きめ細かくなります。


熱中症、熱射病などに気をつけて、
涼しい時間帯に作業しましょう。

8月前半、気温と湿度が高いと、
病害虫の発生が多くなります。

夏の野菜たちは、スタミナ切れしますので、
葉物は、間引きと適度な追肥、
果菜は、剪定、誘引、切り戻しをします。

8月後半になると秋の涼しい風が吹き、
野菜たちも、再度生長を始め、
秋まき野菜のタネまきの時期となります。

葉物は、タネまきの時期をはずすと、
トウが立ってしまうことが多いので注意します。


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メキャベツの苗を植えつける時期に
・芽キャベツの育て方 栽培方法



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キャベツは、小型の品種が育てやすいです


8月から栽培できる野菜

直まきの菜園や、プランター、鉢には、
早めに用土の準備をしておきます。

タネまき2週間前までに準備するのが最適です。

8月下旬には、ハクサイ、ダイコン、コマツナ、
レタス、カブ、ネギ、タマネギなどの、
秋野菜のタネまきができます。

7月にタネまきしたブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、
芽キャベツなどは、植え付け時期です。
また、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、芽キャベツなどは、
園芸店、通販でポット苗が販売されます。

上記のブロッコリー、キャベツ類など、
アブラナ科野菜は、害虫がつきやすいですが、
防虫ネットを使用すると、ほぼ無農薬で育てられます。



ハーブ類のタネまき

オレガノ、カモミール、スープセロリ、チャイブなど、
好みのハーブ類を少しずつまいておくと、
秋までには生長し、料理やティーに活躍します。


夏野菜栽培管理作業

8月前半には、夏野菜の手入れをします。
キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ゴーヤなどは、
枯れて弱ったり、混みあった枝を剪定し、
風通しを図り、株のなかまで日差しが入るようにします。

このようにして新たな枝を伸ばします。
さらに追肥、中耕、土寄せをすると、
株がさらに元気になります。

暑さ対策では、敷きわら、日よけ、
二重鉢にするなどが、効果的です。

夏野菜を終わりにするときは、
虫や病気が残らないよう土に深く埋めるか、
ゴミとして廃棄します。



病害虫対策

8月の暑さに株が疲れ、野菜の葉が混み合うと、
風通しが悪く加湿になり病気にかかりやすいです。

整枝、切り戻し、誘引し、
風通しを良くし日が当たるようにするだけで、
株が健康で強くなり病害虫を撃退します。

葉物は、アブラムシ、コナガ、キスジノミハムシ、
などに注意し、早期に手作業で捕るか薬剤で防除します。

■参考
・アブラムシ 駆除、農薬を使わずに効く方法
・夏の暑さ対策・湿度対策
・ナスの剪定|秋ナス収穫のために
・秋まき野菜 秋植え野菜の栽培