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カサブランカ、香りよく豪華に咲き始める


7月、カサブランカなど、ユリが咲き誇る季節です。
野生のユリも凛と咲き始めます。

梅雨の晴れ間や梅雨明けには、
急激に気温が上がりますので、
水やり不足がないか気をつけてください。

またユリの生長のようすと病虫害がないかなどを、
よく見守るようにします。


プランター植え ユリ育て方 7月

・水やり
鉢土の表面が乾いたら、たっぷり与えます。
水をやりすぎると、軟弱に育ちますので、
メリハリをつけて与えると根が元気に育ちます。

・肥料
液体肥料で追肥をする場合は、
8月中ごろまで、2週間に1回、水やりのかわりに施します。
花が終わったら緩効性肥料をお礼肥に与えます。

◎置き場所と暑さ対策
ユリは、長雨には適していないので、
梅雨時に咲き始めたユリの鉢花は、
できれば室内の明るい風通しの良い所に移します。

こうすれば、花がよく持ち長期間鑑賞できます。
花が終わったら、もとの場所に戻します。

テッポウユリなどアジアンティック・ハイブリッドは、
日当たりの良い場所が好きですが、
鉢の土の温度が上がることには弱いです。

*2重鉢にしたり、鉢の部分が日陰になるようにします。

2重鉢―二回りほど大きな鉢の底に赤玉土などを入れ、
中央にユリの鉢を置きます。
鉢と鉢の間に赤玉土を入れて、
表土に腐葉土を敷いて上げると泥はねも防げます。

カサブランカなどオリエンタル・ハイブリッドは、
半日陰を好みます。
直射日光は苦手ですので、置き場所を工夫します。
北向きの明るめのベランダなどでがよいです。

梅雨明け後は、日差しが強く照りますので、
ベランダなどのコンクリートにじかに鉢を置いている場合は、
温度が上がり過ぎることもあるので、
台やスノコなどの上に置くと涼しい環境になります。

株の周囲をすだれや寒冷紗などで覆い、
温度上昇を抑えるのも効果的方法です。

・球根の植え付け、植え替え
秋までは行いません。

・病害虫
7月の庭植えと同様です。
ユリの葉が、急に落ちて茎だけになってしまう、
ステッキ病が出ることがあります。
アブラムシが媒介する病気ですので、
アブラムシの駆除を心がけましょう。

■参考
・ユリ 育て方 12ヶ月
・カサブランカ(ゆり、百合)の球根の植え方
・カサブランカの育て方
・鉄砲百合(てっぽうゆり・テッポウユリ)の育て方
・黒百合(クロユリ)の育て方、栽培方法
・スカシユリ アジアティックハイブリッドの育て方
・カノコユリ(鹿の子百合)の育て方
・ユリの球根の選び方

>>ユリの球根、苗を各種見てみる
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