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ミニトマトも、美味です


7月下旬には、梅雨も明け夏本番となり、
野菜も人間も急激な暑さと日差しに弱りがちです。


炎天下での菜園作業は、できる限り避け、
野菜の状態をよく観察して世話をします。

トマト、ナス、ピーマン、キュウリなど、
夏野菜の収穫も最盛期を迎えます。
水やり、剪定、誘引、追肥、中耕など、
適切で、きめの細かい世話をすると、
収穫量も多くなります。


7月から栽培できる野菜

7月の家庭菜園では、
キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、
メキャベツ、ネギなどの、
秋野菜のタネまきがスタートします

コマツナ、ミズナは、晩秋まで、
タネをまき収穫することができます。
ニンジンもタネまきの時期となります。


夏野菜栽培管理作業

キュウリ、ゴーヤなど支柱を立てた野菜は、
葉が混み合わないよう切り戻します。
ナス、ピーマン、シシトウなどは、
風通しを良くし内側に日差しが入るよう剪定します。

夏野菜の生長は7月に最高期になりますので、
2〜3週ごとに、追肥、中耕、土寄せをします。

トマトは、脇芽を順次採り、
挿し芽をしておくと、根付きます。

ナス、ゴーヤ、スイカなどは、
人工授粉をしてあげます。

暑さ対策では、敷きわら、日よけ、
二重鉢にするなどが、効果的です。

ナスを長く収穫するためには、
7月下旬までに更新剪定し追肥し、
樹勢を保つようにしてあげると、
秋ナスを収穫することができます。

■参考
・ナスのプランター栽培|剪定して秋ナスも収穫!

猛暑のときにスタミナ切れにならないよう、
よく手入れしてください。


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トウモロコシもいよいよ収穫


直まき野菜手入れ収穫

インゲン、エダマメなど豆類とトウモロコシなどの、
手入れ、中耕、土寄せ、追肥をします。

インゲンは、黄ばんだ下葉を取り去り、
追肥をすると2番の花が咲き、再度収穫できます。
スイートコーンは、先端のヒゲ(絹糸)が出て、
24日後くらいが収穫時期です。


病害虫対策

7月の猛暑に、野菜の枝葉が混んでいると、
風通しが悪くなり病気が起きやすくなります。

整枝、剪定、誘引し、
野菜の株全体に日が当たるようにするだけで、
育成状態が良好となり病害虫に強くなります。

キュウリのべと病、うどんこ病、トマトの疫病、
そしてアブラムシ、ハダニが発生しやすい時期なので、
まず予防し、発生したら早期に駆除します。

薬剤を使う場合は、
風の少ない曇りの日に散布します。

■参考
・アブラムシ 駆除、農薬を使わずに効く方法
・夏の暑さ対策・湿度対策