
トレニアの愛らしい花

トレニア、赤系統もきれい
トレニア(Blue wings、学名:Torenia)は、
ゴマノハグサ科ツルウリクサ属、
インドシナ原産の一年草です。
別名ナツスミレ、ハナウリクサなどとも呼ばれています。
■トレニアの種類
・クラウンローズ
・コンカラー
・バイロニー
・サマーウエーブ
・フルニエリ
・ムーン
・ルミーナ
草丈は20〜30pと低めで、ほふく性があります。
秋には紅葉して花のほか葉も楽しむことができます。
花色は、紫、ピンク、白、青、黄などがあり、
2色の花びらも多いです。
パステル系の小さな花が、夏を華やかに飾ってくれます。
日陰でもよく育ち、花が長く咲くので、
初めてのガーデニングにも最適です。
タネまきは5月〜6月に行い、
6月半ば〜10月まで花が咲きます。
■トレニアの育て方 栽培方法
・タネまき
タネから育てる場合は、5〜6月ころにまきましょう。
ピートバンにまき、
苗が指でつまめる程度の大きさまで育て、
ポットに鉢上げします。
本葉が4〜5枚ころ、ピンチをして、
わき芽を増やしましょう。
・苗選び
初夏に苗が出回ります。
茎が太くて丈夫な感じなものを求めます。
・定植
鉢やプランターに植え付ける時には、
赤玉土・腐葉土を7:3で、配合したものを用います。
タネから育てた苗は、根がしっかり張ってから、
植え付けるのがよいでしょう。
植え付けの適期は、6〜7月中旬ころです。
5号鉢なら、3株を目安に植え付けるとよいです。
吊り鉢やハンギングでも楽しいです。
・置き場所
日当たりのよい環境で管理しますが、
半日陰でもよいでしょう。
できるだけ、風通しのよいところが安心です。
・水やり
鉢土が乾きすぎて乾燥すると、
育ちが悪くなりますので、
水切れにはじゅうぶん気を付けます。
基本的には、鉢土の表面が乾いたら、
水をたっぷりあたえます。
・肥料
植え付け時に、緩効性の化学肥料を、
元肥として用土にまぜます。
このほか、生育期間に月に2回ほど、
液肥を追肥してあげます。
または、月に1回ほど固形肥料を、
置き肥をしてもかまいません。
・切り戻し
草姿が乱れてきたり、
株が蒸れないようにするために、
8月に切り戻しをするとよいでしょう。
・花がら摘み
マメに花がら摘みをすると、
長期間、花を楽しめます。
■参考
夏の暑さに強い花たち