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トウガラシ、色の変化がきれい。五色トウガラシ、七色トウガラシも育てやすい


6月、梅雨に入り、
雨に濡れた照葉の美しい季節です。

しかし、梅雨には、害虫の発生が多くなります。
さらに梅雨時に、晴れた日の陽射しは、
真夏のように強いので、鉢花を守ってあげましょう。


鉢花移動

シクラメンやプリムラなどは、
これからの暑さ対策に、
涼しい日陰に移動します。

暑さが苦手なフクシア、シャコバサボテン、
蒸れが苦手なガーベラなどは、
昼から夕方まで日が差さず、
雨に当たらない涼しい場所に移動します。

暑さが激しいときには、
肥料を与えないようにして栽培します。

反対に暑さがとっても好きな、
ニチニチソウ、ランタナ、ハイビスカスなどは、
よく日光に当てると、みるみる生長します。
水と肥料を切らさないよう世話をしましょう。

花柄はこまめに取り除きます。


鉢花肥料

植え付けのとき、元肥を、
生育が盛んな鉢には、
1週間に1度、薄めた液体肥料、
あるいは定期的に緩効性肥料を施します。


鉢花植え替え

根詰まりした鉢植えは、
地上部を半分から3分の1切り戻し、
根鉢をひとまわり崩して、植え替えます。

同時に、元肥を土に混ぜ込み、
その2週間後から、薄い液体肥料を与えます。

*夏の暑さが苦手な鉢花は、植え替えません。
混んでいる葉を間引き剪定するくらいが良いでしょう。


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アサガオをまける季節です


6月タネまきできる植物

アサガオ、ヒマワリ、トウガラシ、
ほとんどのハーブなどいっぱいあります。
できるだけ清潔な新しい用土で育てると、
病気にかかりずらく生長も良くなります。


挿し木増やそう

6月、とくに下旬は、1年のなかで、
挿し木がもっともしやすい時期です。
好みの鉢花があったら、
この機会に挿し芽をして増やしましょう。
下記に詳しい挿し木の方法があります。
■参考挿し木(挿し芽)の方法 画像つき

病害虫注意

暖かく蒸すので病害虫の増える季節です。
アブラムシ、アオムシ、ハダニ、うどんこ病が出やすいです。
肥料の与えすぎ、加湿、枯れ草などが、
原因となります。

鉢と鉢の間隔を広げてあげると、
かなり風通しがよくなり、予防になります。
またアセフェート粒剤などを散布しておきます。
早期発見、早期駆除をしましょう。

鉢花の育成については、下記サイトさんが詳しいです。
花と木の育て方│鉢 プランター栽培のコツ!