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ガーベラの元気な色が映えます


4月、サクラ、とくにソメイヨシノが開花すると、
多くの室内の花を屋外に出せるようになります。

暖かい日は、日光にじゅうぶん当てて、
光合成を促し、株を元気にする季節です。

しかし、気温が下がり、遅霜の不安があるときには、
夜から朝まで、軒下や玄関に取り込んで、
植物が傷まないよう、注意します。

5月からは、本格的にタネまきや育苗のシーズンとなります。
タネ、苗、用土や肥料の準備をしておきましょう。

とくに用土は、日光にさらしフルイをかけて、
空気を含ませ、土のリサイクル材で再生すると良いです。


[4月の園芸作業 鉢花]


■鉢花の水やり、施肥に気をつけて

植物の芽吹き始めは、葉の枚数が増えるにつれ、
水と肥料が、その分多く必要になります。

葉が活発に育成している植物には、
鉢の土が乾いたら、たっぷり水やりします。

肥料も、その植物の特性を確認してから、
必要な分量を適切な間隔で与えましょう。
急に成長させようと多肥にすると植物の根を傷めます。

花柄や枯葉はこまめに取り除き、
鉢土を清潔に保つと病害虫の予防になります。


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バラの鉢植えは植え替え時です


■鉢花の植え替えと剪定

バラ、クリスマスローズ、オリーブ、観葉植物などは、
植え替えや株分けの季節です。

庭を見まわしてみて、根詰まりしそうな鉢は、
ぜひ、新しい用土で植え替えてあげましょう。

早めに植え替え、株分けをして、
猛暑までに根をしっかり張らせると、
じょうぶな株になり、花つきや生長が良くなります。

また、生長の早い植物や、草姿が乱れている植物は、
葉を残して軽く剪定しておきます。


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クリスマスローズも花が終わったら植え替えます


■病害虫対策

暖かくなり、アブラムシが、
大発生しやすい時期です。
早期発見、早期駆除を心がけます。