suikaBB.jpg
スイカ、家庭菜園産はジューシーで甘い


スイカ(西瓜、学名: Citrullus lanatus)は、
果実を食べるために栽培されるウリ科の1年生ツル植物です。

スイカは、家庭菜園でも人気の果実です。
スイカを家庭菜園で大きく元気に実らせる、
楽しさとおいしさは、格別のものです。

小玉スイカ、中玉スイカは比較的育て方がやさしく、
大玉スイカはやや難しいですが、
結実したときの喜びは大きいです。 



初心者のかたは、品種を選び、
接ぎ木苗から育てると、育てやすいでしょう。

スイカの発芽適温は25〜30℃、
最低でも20℃必要なので、
かなり高温で発芽する植物です。


suikaCC.jpg
スイカ、コツが分かれば育てやすい


スイカ西瓜)の育て方 栽培方法

スイカは連作をたいへん嫌いますので、
4〜5年は同じ畑や土に植えないように注意します。
しかし、接ぎ木苗なら連作してもかまいません。

・栽培環境
スイカは水はけの良い砂質の場所を最も好みます。
暑くて雨が少ない地域ほどよく育ちます。
長雨や低温が続く気候では実のつきが悪く、
害虫の発生も多くなってしまいます。

・タネまき
スイカのタネまきは、3月中旬〜4月上旬に、
ポリポットに2粒ずつタネをまきます。
ポットで育てるには、保温が必要です。

・土作り
苗を植える少なくとも2週間前に、土作りをしておきます。
1坪あたりに300グラムの石灰を入れ、
20cm以上の深さまで耕します。
肥料は1坪あたり堆肥5kg、
油粕と化成肥料各300グラムを、
元肥としてたっぷりと混ぜ込みます。

・定植
ポット苗は保温しながら育て、本葉1枚の頃までに、
じょうぶな苗を1本に間引きします。
約一月くらいかけて本葉3〜5枚になったら、定植します。

10苗くらいを小規模で育てるならば、
接ぎ木苗を購入したほうが育てやすく安心です。

スイカの定植は、標準プランターで1株、
9号鉢で1株を目安にしてください。

品種によって、
親ヅルを摘心するか1本仕立てにするかが変わります。
*マリンレッドは、1本仕立て

畑など広い場所に植えるには、
畝幅は2.5〜3m、
株間50〜60pに定植しましょう。
摘芯は本葉5枚くらいでします。

・肥料
スイカの肥料は、苗1本につき、
定植時に元肥 10〜15グラムとし、
以後20日おきに2回追肥します。


suikamebana250.jpg
スイカの雌花、根元がふくらんでいる


・人工授粉
確実に着果させるためには人工受粉が大切です。
早朝、遅くても朝9時くらいまでに、
雄花を取り花びらを取って、
花粉を雌花の柱頭につけてあげます。

10節〜20節くらいについた花に、
受粉するのが理想的です。


suikatekisinA-thumbnail2.jpg
仕立て方と着果のさせかた


・仕立て方
畑の場合、定植後10〜15日で、
子ヅルが10cmほど伸びてきます。
このころに強い子ヅルを、
予定した本数(3〜4本くらい)分残し、
メインのツルとして伸ばしていきます。

そのツルから出る孫ヅルは、
天気の良い日の午前中に取り除きます。

スイカのツルは、広ければ地這いにして、
着果したら、ワラや発泡スチロールの、
座布団を敷いてあげます。

畝端にツルが達したら、ツルをUターンさせて、
畝の中央方向に誘引してやります。

鉢などで支柱を立てた行灯作りの場合は、
ネットで落ちないようにつるしてください。

・玉返し
スイカの果実が大きくなったら玉返しをします。
玉返しとは、10〜14日ごとに、
果実を横にしたり裏返すように置き直し、
果実の形を整え皮の色むらをなくすことです。


suika250.jpg
さあ、冷やしていただきます!


・収穫
スイカの受粉から約35日後くらい、
スイカの表面を軽くたたき澄んだ音がしたら収穫です。
収穫後2〜3日過ぎると果肉がしまり甘みが増します。

*品種によって多少異なりますので、確認してください。
小さいスイカは鉢栽培もできます。


■参考
・小玉スイカ(西瓜)の育て方
・スイカの鉢 栽培
・スイカ 栽培、摘心 受粉のコツ!
・スイカの実にヒビが入る、割れる理由は?
・スイカ プランター 栽培
 カテゴリ
 タグ