
オトメユリ、5月に咲き出します、家のも本日咲き始めました
5月に入ると、ユリの葉と上根は、
さらに活発に生長し出します。
茎を伸ばしながら葉を広げて、
茎の中に花芽が作られています。
オトメユリ(ヒメサユリ)などでは、
5月下旬に開花するものもあります。
テッポウユリは葉の中に、
花芽が見えてきます。
ユリは、花芽形成のときに害虫の被害に会うと開花に致命的です。
5月は、とくにアブラムシの発生に注意します。
■庭植え ユリの育て方 5月
・水やり
とくに必要ありません。
乾燥が続いた日に与える程度です。
・肥料
とくに必要ありません。
2ヶ月以上、与えていない場合は、
早めに緩効性化成肥料を、
株元にばらまき与えます。
・球根の植え付け、植え替え
秋まで行いません。
・除草
株元の雑草は、乾燥を防止したり、
地温の上昇を防ぐのに、効果があります。
しかし、見栄えが悪いので、早めに取り除き、
稲わらや腐葉土などでマルチングすると、
ユリを守り、なおかつ見た目もきれいです。
ユリの生長を妨げない程度に、
株間に草花を植えるのも見栄えが良いです。
・病虫害
ユリの様子をよく観察して、
害虫の被害をより少なくしましょう。
アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジなどに気をつけ、
できるだけ早めに捕獲し、
月に1度くらい、風のない日に殺虫剤をまくとよいです 。
病気の予防に、通風しを良くし、
日に当てて育てるようにします。

巨大球カサブランカは花が10輪以上咲き、茎が折れてしまいました、
支柱をもっと強力にすべきだったと反省しています
■鉢・プランター植え ユリの育て方 5月
・置き場所
カサブランカ、ヤマユリ、サクユリなど、
オリエンタル・ハイブリッドは、
明るい半日陰の風通しの良い場所に置きます。
テッポウユリなど、
アジアティック・ハイブリッドは、
日当たりの良い場所に置きましょう。
コンクリートの上にじかに鉢やプランターを置くと、
温度が上がりすぎて、ユリに負担をかけます。
スノコや台の上に置くようにします。
・水やり
鉢土の表面が白く乾いたら、
たっぷり水やりします。
水をやりすぎると、軟弱に育ちますので、
メリハリをつけて与えてください。
・肥料
液肥で追肥をしている場合は、
8月中ころまで、2週間に1度、
水やりのかわりに施します。
・球根の植え付け、植え替え
秋まで行いません。
・病害虫
庭植えと同様です。
■参考
・ユリ 育て方 12ヶ月
・カサブランカ(ゆり、百合)の球根の植え方
・カサブランカの育て方
・鉄砲百合(てっぽうゆり・テッポウユリ)の育て方
・黒百合(クロユリ)の育て方、栽培方法
・スカシユリ アジアティックハイブリッドの育て方
・カノコユリ(鹿の子百合)の育て方
・ユリの球根の選び方
>>ユリの球根、苗を各種見てみる
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