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ポットマム、友禅菊、優雅


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スプレーマム、愛らしい形


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クッションマム、品種も多い


キク(Florist's chrysanthemum、
学名:Dendranthema×grandiflorum)は、
キク科キク属、中国、アメリカ原産の多年草です。

別名ポットマム、スプレーギク、クッションマム、
などとも呼ばれています。

ここでは、欧米で品種改良されて、
栽培が簡単な洋ギクについて説明します。


■主な種類

・ポットマム
ヨダーマムが有名
中輪で枝分かれが多い矮性種

・スプレーマム
切花向けの品種
房咲きが特徴で、花形はさまざま

・クッションマム
ドームのような花形
通常は春のタネまき

いずれも、花色が豊富で形も多種多様です。
キクをメインとした、寄せ植えを作ってもすてきです。
鉢花はこんもりと咲かせる、楽しみがあります。

カジュアルな鉢花として、
寄せ植えのアイテムにも最適です。
単品だけではなく、ナデシコやペアグラス、フジバカマなどと、
大型コンテナに、寄せ植えするのも楽しいでしょう。

キクは春から初夏にかけて、苗や鉢花を求め、
開花期は、4〜6月と9〜11月となります。


■キクの育て方 栽培方法

・苗選び
株のしまりがよく、花がたくさんついているものを選びます。
咲いてる花ではなく、つぼみが多いか、
よく観察して選びましょう。
葉の色が黄ばんでいたり、
害虫に食べられたあとがあるものは、
避けるようにします。

・置き場所
キクは、日当たりを好みます。
日がよく当たる風通しがよい屋外で管理します。
真夏は、直射日光が当たらないように、
日よけをするのがよいでしょう、

・水やり
土が乾いたら、株元にたっぷりと水を与えます。

・ピンチ(摘芯)
キクのピンチは、梅雨あけから秋にかけて作業をします。
新芽の先端を切ると、わき芽が増えます。
茎の外側の芽が伸びるように、新芽を摘んで、
株を大きくこんもりと仕立てます。
クッションマムは、ピンチしなくても、
株がまるくなります。

市販の鉢植えには、矮化処理をしたものが多く、
2年目をむかえると、草丈が伸びてみだれてきます。
矮性種で枝分かれしやすい品種でも、
ピンチだけできれいな草姿を仕立てるのが、
難しくなる場合もあります。

市販されている、ビーナインなどの、
矮化剤を施すのも、
ひとつの手段となります。

・切り戻し
切り戻しは、7月または11月半ばころにします。
花が終わったら、花茎を株元から、
2〜3cmくらい残して切ります。

・植え替え
植え替えの適期は、3月〜4月半ば、
もしくは6月半ば〜7月がよいでしょう。
切り戻しをしたのち、ひと回り大きな鉢を使い、
連作障害が出やすいので、新しい培養土に植え替えます。

市販の草花用培養土か、
赤玉土(小)・腐葉土・バーミキュライトを
6:3:1の割合で配合した用土に、
緩効性の化学肥料を混ぜたものを用います。

キクの植え替えが終わったら、
日当たりのよい場所で冬越しをし、
水は控えめがよいです。

・増やし方
キクは挿し芽で増やします。
5〜6月に増やすのがよいでしょう。
節がよくつまり、葉が7〜8枚くらい
ついたものを使います。
5cmほどに切り、下の葉をおとして、
1時間ほど水揚げをします。

赤玉土またはバーミキュライトなどに挿して、
たっぷりと水を与えます。
日陰に置いて管理します。
7〜10日くらいで発根したら、鉢あげをしてもよいです。

・肥料
植え替えの時の元肥のほか、追肥が必要です。
3週間(20日くらい)に1回、
1000倍に薄めた液肥を水やりがわりに与えます。
春になったら、緩効性化学肥料を置き肥します。

・病害虫
アブラムシやダニには、オルトラン粒剤で防除します。
白さび病、黒さび病、うどんこ病などの、
病気にも注意が必要です。
マンネブダイセンやダイセンセテンレスなどの、
殺菌剤を散布します。

高温多湿、長雨のあたる場所を、
避けるようにすると、かなり予防できます。
いずれも、薬剤の多用は、
キクが傷んでしまいますので、
適量を守りましょう。

>>キクの苗を各種見てみる
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