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バラ(Rose)は、色、香り、形など、
多くの種類があり、華麗でロマンティックな花です。

バラ作りは難しい、手がかかる、上級者向きだと、
考えるかたも多いのが現状です。

しかし、実は、育て方の基本を覚えれば、
あとは少し応用のしかただけで、
本格的にバラを咲かせることができます。

自らの手で、ていねいに育てたバラが、
立派に咲いたときの喜びは例えようもありません。

こちらでは、初心者のかたにも、
バラの木が育てられるように、
基本的な事柄をご紹介していきます。


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■バラの開花時期は、主に次の3種類です。

・四季咲き
開花後に切り戻すと次に伸びる枝が花をつけ、
次々と開花を繰り返していく性質をもちます。
一般的な開花は春から秋までですが、
地域によっては、冬も美しく咲くバラもあります。

・一季咲き
春のみ花をつけるバラです。

・返り咲き
春過ぎに、不定期に花をつけるバラです。


■バラの育て方 栽培方法

・苗木選び(庭・鉢)
バラの苗木には、2種類あります。
1月頃に接木をして4〜5月頃に出回る春苗(新苗)と、
それを秋まで育てて11〜2月に出荷する大苗(2年苗)の2種類です。

大苗は植えつけた年に花が咲かせられますし、
失敗も少ないので、大苗の方が良いと思います。
茎が太くて葉数が多く、根の張りがよい苗木を選びます。

・植え付け(庭・鉢)
バラの植え付けは、11月〜6月に行います。
冬、0℃くらいになるとバラの樹は休眠しています。
ですから寒い時期には、植え付けの傷みは少ないのです。
2年生苗や成木の植え付けは、寒い季節が適しています。

大輪系のバラは7〜8号鉢、つるバラは10号鉢、
ミニバラで、5〜6号鉢に植えつけます。

・用土(庭・鉢)
培養土は、弱酸性で水はけが良く、
一度もバラの栽培に使用していないものにします。
できれば新品の培養土が安心です。

または、赤玉土(小)6:腐葉土4、
あるいは、市販のバラ用培養土に、
緩効性化成肥料を3g/L混ぜた土が適しています。

・植え付け方法(庭・鉢)
植え込み材の水ゴケなどは取り除き、株を水につけます。
位置を決めて、用土を入れていき、
棒でつついて根の間にも土を入れてあげます。
たっぷり水をやって、株を落ち着かせます。

・植え場所(庭)
日当たりや風通しの良い場所が適します。
多少、条件が悪くても管理が良ければ、
じゅうぶん育てられます。

地植えにするときには直径と深さが30cmほどの植え穴を掘り、
そこへ骨粉、油粕、化成肥料、堆肥などを入れ、
土とよく混ぜ込みます。

◎ここがポイント!
肥料がバラの根にじかに触れないよう、
土を5cmくらい植え穴に入れてから、
バラの根を崩さないようにそっと植え付けます。

掘り上げた土に腐葉土を2割程度混ぜて、
株のまわりに戻し、水をたっぷりと与え支柱を立てます。

・置き場所(鉢)
日当たり、風通しの良い場所に置きます。
地面に直置きにすると、
鉢穴から根が伸びてくることがあるので、
鉢の下に板などを敷くといいでしょう。

・水やり(庭)
冬季は、土が乾燥し過ぎなければ、水やりは不要です。
夏は、土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
バケツ1杯分くらい与えます。

・水やり(鉢)
土が乾いたら、たっぷり水を与えます。
真夏は乾燥しやすいので、1日2回、
朝夕の涼しい時間を選んで水やりします。
バラは乾燥すると花が小さくなり、
病気が発生しやすくなるので注意します。

・マルチング(庭・鉢)
梅雨前に、株元に敷きわら、バークチップなどの、
マルチングをすると乾燥を防ぎ病気予防に効果的です。

・剪定(庭・鉢)
バラの剪定時期は、2回あります。
一つは花が終わった後の8月〜9月上旬、
初秋に行う花後の剪定です。
2回目は12月〜2月の冬の切り戻し剪定です。

花後の初秋の剪定は、
花がらを除き実をつけないようにし、
株の形を整える程度に行います。

花下5〜6cmで、芽のすぐ上を水平に剪定します。
このようにすると、秋ごろにはわき芽が伸び、
二番花を楽しむことができます。

冬の剪定は、古い枝を早めに剪定して、
株を若返らせるために行います。

細く元気ない貧弱な枝は、
付け根から剪定します。
芽のついた元気な枝は、
2/3ぐらいを残して剪定します。

・植え替え(鉢)
12月下旬〜2月頃に行います。
立派な花を咲かせるには、鉢土の通気性を良くして、
どんどん生長できるように、
毎年植え替えを行うのが良いです。

鉢土を落とし、一度水洗いしてから長い根は切り詰め、
植え付けと同じ段取りで、
バラの栽培に、用いていない用土に植え替えます。
バラ用の培養土を使うのが安心です。
大きく育てたいのなら、一回り大きな鉢に植え替えましょう。


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・施肥(庭・鉢)
庭植えの場合、
12月ごろに植え付けのときと同様の肥料を、
株元から30cmほど外側に溝を掘って与えます。
夏にも、冬期の半分の施肥をします。

追肥は春の芽が伸びる寸前や、
秋の剪定前に化成肥料を与えたり、
液肥を施すのも効果的です。

鉢植えの場合、
バラは、多肥を好むので、元肥のほかに、
3月頃から花後まで月1回、発酵油かすを施し、
液肥を月に2回与えます。
発酵油かすは、4号鉢には4箇所、
8号鉢には8箇所を目安に、
鉢の縁におなじ間隔で置きます。

・病虫害
バラにはうどんこ病が発生しやすいので、
早めに薬剤を散布して防除します。
また、黒点病は梅雨時に多く発生しますが、
雨に当たらなければ発生が少ないので、
梅雨時は軒下に移動するか雨除けします。

ひらめきグッド(上向き矢印)初心者のかたへの栽培アドバイス!
・冬の休眠期や秋のバラ苗が栽培しやすいです
・2回の剪定をしっかりすることが大切
・鉢植えは、毎年植え替えを行うのが理想的
・連作が苦手なので、新しい用土を用います

■参考
・バラ 育て方 12ヶ月
・イングリッシュローズの育て方と剪定
・日陰で育つバラ
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