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カボス、育てやすくてジューシーなのが魅力


カボス(香母酢)は、ミカン科の常緑広葉樹で
ユズの近縁にあたる柑橘類の一種です。

果汁が多く特有の良い香りがあり、
焼き魚や刺身、焼酎に使ったり、
ポン酢として愛用されています。

初めて家庭果樹を育てる方にも、
容易に育てられる人気の果樹です。

耐寒性は−5℃とレモンと同じくらいですが、
防寒対策をすれば関東地方でも露地栽培ができます。
生長時の樹高は2〜2.5m、葉張りは3m幅ほどです。


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カボスは、刺身に焼き魚に鍋に大活躍


カボス育て方 栽培方法

・品種の選び方
どの品種でも、1本で結実します。

初心者のかたには早生品種が育てやすいです。
早生品種は、寒さに強くコンパクトに栽培ができ、
果実もよく付きます。

また寒い場所では早生品種のほうが安心です。
晩生種は糖度が高く、味わいで選ぶなら晩生種が良いです。

・植え付け適期
3〜4月ごろが植え付けに最適です。
6月中旬でも心配いりません。

暖かい地域では、秋から冬でも植えられます。
ただしマルチングなどの防寒対策が必要です。
葉が芽吹いてから植え付けするときは、
根を崩さないようにそっと植えてください。

・マルチング
品種によりますが、カボスは冬の寒さに弱いです。
関東より南では露地栽培がじゅうぶんできますが、
寒い所に植える場合は、敷きわらやバークチップなどで
株元をで覆うマルチングをしてあげます。
霜よけはもちろん、雑草よけにもなります。

・植え場所
日当たりが良い場所だと、
果実がいっそうおいしくなります。

真冬の北風があたらない、
日当たりの良いところに植えます。

鉢植えの場合も、真冬の北風が、
あたらないところで栽培します。

・植え付け方法
苗を植える穴は、深く広めに掘って
根をあまり崩さず、植え付けます。

鉢植えは、6〜8号鉢で、
実がつき始めたら、1年ごとに植え替えます。

・用土
水はけの良い、肥えた土を好みます。
しかし、とてもやせた土壌でなければ、
花が咲き始めるまでは肥料は少なめでだいじょうぶです。

・植え付け時の切り戻し剪定
1年生の落葉果樹は、今後の生長と樹形を良くするために、
主幹を地際から30〜50cmの丈で切り戻してあげます。

・仕立て方
剪定時期は3月か発芽時期の4月でも良いです。
自然に開帳形になるので、
込み合ったところを透かし剪定します。

柑橘類は、軽い剪定でかまいません。
剪定量が多くなると、春の光合成生がうまくいきません。

鉢植えの場合は、
自然形かスタンダード仕立てにします。

・隔年結果の剪定
柑橘類は、実る年と実らない年を1年ごとに繰り返す、
隔年結果に実る品種が多いです。
晩生品種に、隔年結果の傾向が強いようです。

前年が実る年の場合は軽めに剪定し、
前年が実りにくい場合は剪定量を多くすると、
好結果が出ます。

・肥料について
花がついてから与え、収穫量に応じて、
少しずつ追肥を多くしていきます。

施肥は3月上旬に有機質肥料、
6月と10月から11月に速効性化成肥料を施します。

・病害虫
3〜4月頃にアブラムシが発生しやすいです。
ハダニやカイガラムシがつくこともあります。
葉水をマメにすると予防になります。

アゲハチョウなどの幼虫がつくと、
一瞬に葉を食害してしまうので、樹を観察して、発見しだい駆除します。
アゲハチョウが飛んでいたら、
危ない! と思ったほうが良いです。

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