![JasmineA.jpg](http://suteki2.sakura.ne.jp/sblo_files/flower777/image/JasmineA.jpg)
ハゴロモジャスミンン、開花前もつぼみがかわいい
![JasmineC.gif](http://suteki2.sakura.ne.jp/sblo_files/flower777/image/JasmineC.gif)
ハゴロモジャスミンン、とても良い香り
![JasmineD.jpg](http://suteki2.sakura.ne.jp/sblo_files/flower777/image/JasmineD.jpg)
カロライナジャスミン
![JasmineB.jpg](http://suteki2.sakura.ne.jp/sblo_files/flower777/image/JasmineB.jpg)
マダガスカルジャスミン
一般的にジャスミン(Jasmine)は、
モクセイ科のハゴロモジャスミンンを指しますが、
最近は花の香りの良いモクセイ科ソケイ属の植物を、
ジャスミンと総称しています。
別名をマツリカ(茉莉花)ともいいます。
ジャスミンは常緑のつる性植物で、
行灯づくりなどに適しています。
開花時期は品種によって異なり、
ハゴロモジャスミンは1月〜5月上旬、
カロライナジャスミンは3月〜5月、
マダガスカルジャスミンは6月〜8月です。
ジャスミン類の中でも強い香りのする花は、
香水やジャスミン茶の原料として利用されています。
■ジャスミン類の育て方 栽培方法
・置き場所
日当たりが良く、風通しの良い場所で管理します。
春から秋にかけては屋外で育てますが、
冬は屋内の、ガラス越しに日光の当たる場所に移動します。
ハゴロモジャスミンは、
一度低温に当たらないと花になる芽を作る花芽分化をしないため、
霜が降りる頃までは、屋外で管理します。
通年屋外の地植えでも、よく育ちます。
・水やり
冬の間は、乾かし気味に育てます。
・ピンチ(摘芯)
新芽が伸びてくる7月下旬〜9月上旬に、
先端の芽を摘むピンチ(摘心)を行い、
わき芽を増やしましょう。
ピンチを行うことにより、
ボリュームのある株に育てることができます。
つるが伸びてきたら、支柱を立てて誘引します。
・植え替え
5月中旬〜7月中旬に行います。
花が終わった株を3分の1ぐらいに強く切り詰めます。
株を鉢から抜き、根鉢を少し崩し古土を落とし、
長い根は3分の1ぐらいに切って整えます。
水はけのよい培養土に緩効性化成肥料を混ぜ、
一回り大きな鉢に植え替えます。
・挿し木
6〜7月に、伸びた新枝を、
10cmの長さに切り、挿し穂をつくります。
一番上の葉を2枚だけ残して、
下葉を全部取ってしまいます。
マダガスカルジャスミンは、
切り口を洗って白い液を流しておきます。
しばらく水につけて水揚げし、
赤玉土か鹿沼土に挿し、日陰に置いて管理します。
根が出たら赤玉土(小)7:腐葉土3に、
緩効性化成肥料を3g/L混ぜた土で、
3号ポットに植え替えます。
その後は生長に応じて、
大きな鉢に植え替えていきます。
・施肥
春と秋に、それぞれ1回ずつ、
緩効性化成肥料を置き肥として与えます。
・病虫害
ジャスミン類にはハダニやカイガラムシが発生しやすいので、
アカールやケルセンなどの薬剤を散布します。
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