
イチゴの愛らしい花

イチゴの花も3月中旬になったら受粉を!
家庭菜園、プランター、鉢で栽培中のイチゴたちは、
3月頃には休眠から覚め、活動し始めます。
イチゴ栽培、3月の世話をご紹介します。
イチゴが活動し始めると、
白い可憐な花が咲き始めます。
元気に丈夫に育つような環境を作りをして、
ていねいに受粉すると、
大きなおいしい果実に恵まれます。
3月はイチゴ苗を植えて、
育てるのにも良い季節でしょう。
暖かくなると発生しやすいので、
病害虫の防除にも、配慮しましょう。
■プランター、鉢の移動
冬季の防寒のために、
北風や寒さを避けていた、
プランターや鉢などを、
日当たりの良い場所に移動します。
できるだけ風通しの良い場所にしましょう。
■トンネルがけで早期収穫
家庭菜園、プランターでは、
透明ビニールでトンネルをかけ、温度を高めに保つと、
イチゴの早期収穫ができます。
プラスチック製の支柱や、
市販のトンネル用の支柱で、
畝の両肩に差し込んで、
ビニールフィルムをかけます。
風でフィルムが飛ばされないように、
支柱でおさえるか重石をします。
温度が高い日は蒸れるので、
ビニールを巻き上げて空気を入れ替えてください。
■人口受粉
イチゴは、雄しべと雌しべが離れているので、
確実に受粉するには、人為的受粉が必要です。
人工授粉は、晴天の午前中に、柔らかめの筆や受粉器具で、
雄しべと雌しべの上を、数回なでて受粉します。

イチゴの実を楽しめる季節に
■イチゴの栽培管理
・水やり
家庭菜園では、畝が乾いて白くならないよう、
気をつけて水やりをします。
マルチングしている場合は、
穴から、株に水をかけないよう、
根元に水やりします。
コンテナ、鉢では、
表土が乾いたらたっぷりと、
根元に水やりします。
水やりは、まだ寒いので、午前中の温かい時間に、
汲み置いた水で与えるのがベストです。
・追肥
1月に1回程度、
家庭菜園では、緩効性化成肥料を、
1uあたり30gくらい与えます。
コンテナ、鉢では、緩効性化成肥料を、
1株につき2gくらい与えます。
・摘花と古葉取り
3月上旬までの花は、
良い果実にはなりにくいです。
古い葉やランナーと同様、
早めに摘み取っておきましょう。

日々の世話が、美味しくて多くの実をつけるコツです
・病虫害
3月になると、病虫害が発生しやすいです。
うどんこ病、灰色かび病、アブラムシに、
注意してください。
農薬を散布するか、
ニーム、木酢液で、防除します。
■参考
・イチゴ 栽培 12ヶ月
・イチゴ(いちご・苺)の育て方
・イチゴ 品種 ランキング
>>イチゴの苗を各種見てみる
(2018.02.25改稿)
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