ジャガイモの種類と特徴 画像1でご紹介しました。
画像2では、ジャガイモの新種や、
人気上昇中の種類をお伝えします。

■インカのめざめ
SMAPの木村拓哉さんが、
「SMAP×SMAP」のビストロSMAPコーナーで、
注目のジャガイモとして、
インカのめざめをたびたび紹介し、
注目を集めています。
インカのめざめは、
2002年に登録された黄色みの強い小粒の品種です。
サツマイモや栗のような味は最高ですが、
収穫量は少なく、高価で栽培がやや難しいとされています。
発芽しやすいので長期の保存には適しませんが、
生食用として人気が高まっています。

■トヨシロ
北海19号とエニワの交配種の加工用品種です。
ポテトチップの材料として多く生産されています。
肉質は白く、大粒のイモが多く収穫できます。
風味は男爵薯より劣るといわれますが、
揚げると男爵芋に比べ色が良いです。
保存は、風通しの良い冷暗所なら、
比較的長期の保存に耐えられます。

■北海黄金(ホッカイコガネ)
形が滑らかな表皮のメークインと同様、調理しやすく、
食感は男爵芋のようにほくほくしています。
味は甘みがほどよく、しっかりとしたコクのある品種です。
フレンチフライ用品種ですが、煮物、ふかし芋にも、
向いています。

■ノーザンルビー
肉色は綺麗な薄いピンク色をしていて、
美しくカラフルです。
肉質は少しねっとりしていています。華やかなカラーを活かして、
サラダなどの料理やお菓子に好まれます。

■レッドムーン
皮は赤く身は黄金色で、
甘味が強くねっとりした食感が栗のように美味です。
根強いファンが多いジャガイモですが、
栽培がむずかしく生産量が少ない品種です。
品質の良いレッドムーンを栽培できるのは、
北海道でも数少ない農家です。

■デジマ
長崎県で1971年(昭和46年)に品種登録されました。
品種名は長崎の出島にちなんで命名されました。
大きなイモが数多くつき、多収穫の品種。
肉色は黄白色で、煮崩れしにくく調理しやすいです。

■シンシア
麒麟麦酒のグループ会社の、
フランスGermicopa社により、
1996年に育成されている品種です。
我が国では2003年2月に品種登録されました。
卵形のなめらかな形状をしていて、
貯蔵性に優れ、煮崩れが少ないことと、
家庭菜園で収穫量が多く見込めることで、
人気があります。

■トウヤ
生食用品種で内部が黄色く、
カロテンやビタミンCを多く含んでいます。
舌ざわりはとても滑らかで、
ポテトサラダにとくに適しています。
黄爵(こうしゃく)とも呼ばれます。

■ワセシロ
生食(加工)用品種で早堀いもで大粒種です。
一般に「新じゃがいも」「伯爵」と呼ばれています。
新じゃがポテトチップや家庭でも煮込み、
丸ごとフライにして利用されます。

■デストロイヤー(グラウンドペチカ)
デストロイヤー(グラウンドペチカ)は、
2000年に登録された新しいジャガイモ品種です。
デストロイヤーは、見た目の色と模様が奇抜ですが、
育てやすく多収で、味も良いので人気上昇中です。
■参考サイト
>>ジャガイモ栽培.com
■参考
・ジャガイモの種類と特徴 写真入り1
・ジャガイモの育て方 栽培方法 家庭菜園で大収穫
・ジャガイモ プランター栽培で大きく育てるコツ
>>ジャガイモのタネイモを各種見てみる