
黒色ポリフィルムマルチで、イチゴの苗も元気良く!
家庭菜園やコンテナ、鉢のイチゴは、
寒さに耐えながら休眠してきました。
2月の4日、立春となり寒さが和らぐと、
イチゴたちは、休眠から目覚めます。
春から元気に育つような、良い環境を作り、
2月から発生しやすい病害虫の防除にも、
配慮した育て方をご紹介します。
■マルチング作業
春からじゅうぶん生育できるように、
また地温が下がったり土が乾くのを防ぐため、
マルチング作業をします。
マルチングをすると、
果実の汚れもすくなくなります。
■マルチング作業の手順
市販の黒色ポリフィルムマルチが、
透明マルチと比べて、雑草も生えにくく、
病気の発生も防ぐのでお勧めです。
幅135p以上くらいのものを、
畝全体に被うようにかぶせます。
株のある場所を確かめて、
カッターや指で小さめに穴をあけて、
苗をすべてフィルムの上にもちあげます。
フィルムの周囲は、土や石などで固定し、
畝の上にも、数箇所重しを置きます。
コンテナの場合は、
フィルムで被ってから、
周囲をひもで、しっかり縛ります。
いずれもマルチが、
ピンと張った状態であるのが理想的です。
フィルムのマルチができない場合は、
稲わらを敷いたり、腐葉土、バークチップなどを、
用いても良いです。

甘くて美味しいイチゴを育てるには、栽培管理が大切です
■イチゴの栽培管理
・水やり
家庭菜園では、畝が白くならないよう、
水やりをします。
マルチングした後は、
穴から、株に水をかけないよう、
根元に水やりします。
コンテナ、鉢では、表土が乾いたらたっぷりと、
根元に水やりしてください。
水やりは、午前中の温かい時間に、
汲み置いた水で与えると、
根や株に悪影響を与えません。
・追肥
1月に1回程度、
家庭菜園では、緩効性化成肥料を、
1uあたり30gくらい与えます。
コンテナ、鉢では、緩効性化成肥料を、
1株につき2gくらい与えます。
・枯葉を除く
マルチ後、古い枯れた葉などを、
きれいに取り除きます。
・病虫害
2月になると、病虫害が発生しやすいです。
うどんこ病、灰色かび病、アブラムシに、
注意して日々観察してください。
農薬を散布するか、ニーム、木酢液で、
防除します。
・イチゴ 栽培 12ヶ月
>>イチゴの苗を各種見てみる
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