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寒さに当たって甘い野菜たちの収穫


2月3日の節分から暦の上では春となります。
しかし、まだまだ冬の寒風と霜が降ります。
防寒・暴風対策は、忘れずにしましょう。

2月になると、だんだんと日の出が早く光が明るくなり、
野菜が元気に生長し出す季節はすぐそこだと感じられます。

冬の野菜を少しずつ整理し、
春夏の家庭菜園の準備をはじめましょう。



2月から栽培できる夏野菜

夏野菜、ナストマトピーマンなどを、
トンネル栽培する場合は、
2月上旬からタネまきができます。

温度が低い時期ですので、
家庭用の発芽・育苗器を活用してください。

小さな菜園では、ゴールデンウィークに、
出回る苗を求めるのが良いでしょう。


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樹上完熟トマトは美味しいです!
>>トマトの育て方.com


2月早まき野菜

2月は寒い日が続きますが、
防寒をしながら育てられる野菜が多いです。
2月下旬には、マルチング、トンネルを使い、
早まきの栽培ができます。

トンネル栽培は温度が高くなる場合があるので、
裾をめくりあがて、換気します。

ニンジンホウレンソウカブダイコン、やベビーリーフ類
などが育てられます。


栽培管理

防寒・暴風のために、マルチをして、
北側にササ立てなどをします。
プランター栽培は、
支柱を立て株元に腐葉土を敷くと良いです。
>>野菜 支柱の立て方

イチゴの新しい芽が伸び始めます。
畑では、マルチングをする時期です。

エンドウソラマメなどは、
風で倒れないよう、支柱をチェックします。

2月中旬〜末は、
春取り野菜の追肥と土寄せ作業をします。
下旬は、
ジャガイモの植え付けの準備を始めます。


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茎ごと収穫した芽キャベツ


収穫

ネギメキャベツキャベツホウレンソウは、
1〜2月ころに、本格的に収穫できます。
寒さに当たり、とても甘みが増して美味です。

根深ネギは、とうが立つと硬くなりますので、
その前に収穫しましょう。


病害虫

病害虫は、収穫した残滓で生きています。
収穫の残りものは、きれいにしっかり片付けましょう。

庭の隅に穴を掘って残り物を、
埋め込んでいくと安心です。

(2018.02.05改訂)

■参考
・家庭菜園作業12ヶ月