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樹木も果樹も、根が大切


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根をよく見極めて栽培すると果樹も喜ぶ


果樹栽培、自ら植え付けた果樹の苗木が、
季節ごとに変化し成長していき、
花が咲き、果実をつける喜びは格別です。

わずかな空間を鉢やコンテナで育てるからこそ、
愛着も湧き、家族中で成長を楽しめます。

鉢やコンテナ植えでは、
どのように栽培するのが良いのか、
果実がたくさんつき、
より美味しいのかを調べてみました。


果樹栽培鉢植え コンテナ好結果

最大のポイントは、
いかに良い根を育てるか、なのです。

そして花が咲き、果実ができたら、
養分と水分を与えて太らせ、
糖度と味わいを充実させていきます。

タキイ種苗さんでは、「はなとやさい」という、
便利な月刊誌を出しています。
そちらで、力説されているのは……。


果樹 好結果産む条件

根は大きく分けて4つに分類されます。

1.地面に対しまっすぐ伸びる根
樹を大きく育てます。

2.浅い深さで横に伸びる根
花芽、樹を充実させます。

3.1と2の中間で斜め下に伸びる根
1.2の中間で、樹を生長させ、
枝、花、実を充実させます。

4.たこ根
地上部分に出た枝で、徒長枝を作るので、
植え付けや植え替えのときに、
できるだけ取り除きます。

この根のなかで、とくに3番目の、
斜め下に伸びる根を、
たくさんじょうぶに育てることが大切です。

この根を元気に育てることで、
花が充実し果実も大きく美味に育ちます。

鉢栽培のときに気をつけることは、
根っこを曲げたりせず、
根の本来の形と向きで植えつけることです。


根詰まりしたり、根がまいた状態では、
好結果は得られません。

鉢の中の根作りがうまくいけば、
地上での発育も良くなり、
おいしい果実を収穫することができます。
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