
ハクサイがようやく巻いてきました
1月は冬本番の寒風と霜が降ります。
新しい年に、作物に感謝し、計画的な菜園準備をしておくと、
充実した家庭菜園が楽しめます。
*青いリンクから育て方詳細を見られます。
連作しないよう、輪作の計画を立てておくと便利です。
プランターを使っている方は、連作の危険がないように、
土を再生利用するよう順次入れ替えます。
■年間の栽培準備
菜園作業が少ないこの1月のこの時期に、
何を植えるか計画を立てておきましょう。
連作が起きないように、
スペースを分割して、メモしておき、
土作りを始めましょう。
ナス、トマト、ピーマンなどを、
トンネル栽培する場合は、
2月上旬からタネまきができます。
温度が低い時期ですので、
育苗器を利用してみましょう。

間引いたニンジンも美味!
■1月から栽培できる野菜
カブ、ダイコン、ニンジン、
ホウレンソウやベビーリーフ類は、
タネまきができます。

ベビーリーフもこんなに元気(ビーサラダミックス種が便利)
タネをまいたら、
不織布やトンネル用ビニールを使い、
ていねいに防寒してください。
発芽まで、やや時間がかかり、
4〜5月の収穫になります。
部屋の窓際で、10〜15℃以上の温度があれば、
パセリ、オレガノ、ミント、ルッコラ、
ミツバ、ワサビなどのハーブが育てられます。
>>ハーブ寄せ植え 冬

家庭菜園産の野菜たちで豚汁!
■主な栽培管理
エンドウ、ソラマメは、防寒・暴風のために、
マルチをして、北側にササやタケを立てると良いです。
プランター栽培の場合には、
支柱立を立てて株元にワラや腐葉土をまきます。

葉ニンニク、美味しい時期です
イチゴの枯葉は取り除き、
畑や用土が乾いたら水やりします。
霜柱が立ち、株が浮きそうな場合、
株間の地面に粗めの堆肥や培養土を敷きます。
タマネギ、エンドウ、ホウレンソウが、
霜柱で浮いたら、根元を軽く踏みつけ、
浮きを抑えます。
雑草は、この寒い時期に除草すると、
春に拡がらず栽培がうまくいきます。

ブロッコリー、寒さに当たると甘くておいしい!
■1月の収穫
ブロッコリー、カリフラワー、メキャベツの、
味に深みが出て、収穫が続きます。
コマツナ、ホウレンソウ、シュンギク、長ネギなどは、
1〜2月ころに、本格的に収穫できます。
寒さに当たっているので、
たいへん甘みがありおいしいです。
ダイコン、ニンジンも収穫時期です。
収穫後の葉や茎は、病害虫の温床となるので、
放置せずに、きれいに片付けます。
畑がある場合は、1mくらいの穴を掘り、
踏みつけて土を盛っていくと、
土に返って行きます。
■腐葉土と堆肥作り
おいしい野菜を作るには、良い土作りが基本です。
冬は畑もプランターも空き気味で、
農園作業に時間をとられないので、
自家製の腐葉土、堆肥を作るのに絶好です。
下記に簡単にできる腐葉土、堆肥の作り方をご紹介しました。
■腐葉土、堆肥の簡単な作り方
・腐葉土の作り方−狭い場所で落ち葉を利用
・生ごみ堆肥の簡単な作り方、方法

イチゴ、愛らしい花が美味になる
■参考
・家庭菜園作業12ヶ月 目次
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