
チオノドクサ、ブルージャイアント、人気の青
チオノドクサは、ヒアシンス科ユキゲユリ属の植物で、
チオノドクサは、「雪の輝き、壮麗」という意味で、
雪のなかで咲いている美しいようすを表しています。
ユキゲユリ(雪解百合)とも呼ばれ、
草丈が低く小さな星型の愛らしい花を咲かせます。
つぼみの形もかわいく、ファンの多い球根植物です。
チオノドクサの球根は、1.5〜2cmで、
草丈は、10〜15cmくらいです。
じょうぶで植えっぱなしでも花が咲くので、
グランドカバーにも適しています。
チオノドクサの品種には、
ブルージャイアント、ピンクジャイアント、
ルシリアアルバ(白色)、ギガンテア(藤色の小輪多花種)、
などがあります。

ブルージャイアント、ピンクジャイアント

ブルージャイアント、ルシリアアルバ(白色)
■チオノドクサの育て方 栽培方法
・栽培環境
チオノドクサは、耐寒性はたいへん強いですが、
高温、多湿はやや苦手です。
鉢植えは、夏は涼しい場所に置くようにします。
・植え付け
球根の植え付けは、10〜11月にします。
1月くらいまでなら、ぎりぎり開花が間に合うと言われます。
水はけの良い場所を好みます。
冬は日が当たり、夏は半日陰になる場所が、
もっとも適します。
1ヶ所に4〜5球ぐらい、まとめて植えると、
咲いたときに、たいへん見栄えがします。
鉢植えの場合は、4号鉢に5球くらいにします。
・花がら摘み
花の時期は、3月くらいです。
花が咲き終わったら花がらは摘み取ります。
・肥料
とくに必要ありません。
与える場合は、春の生長期に、
緩効性の固形肥料を与えます。
・球根の管理
庭植えの場合は、植えたままでかまいません。
混みあってきたら、3〜4年に一回、
5月初めに葉が黄変し休眠期に入ったころ、
掘り上げて植え替えてあげます。
球根は乾燥に弱いので、
掘り上げて乾燥してしまわないように、
すぐ植え替えます。
鉢植えは、地上部が枯れてしまっても、
乾燥しないように、控えめに水やりをします。
・病害虫
とくにありません。
とてもじょうぶです。
>>チオノドクサ(ユキゲユリ)の球根を見てみる