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真珠の木、ピンクが愛らしい


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真珠の木、まさに真珠のような白


真珠の木ベルネッチア)は、ツツジ科の植物で、
春遅くに吊り鐘状の白い美しい花を咲かせ、
秋から冬にかけ小さい真珠のような実をたくさんつけます。
実は、白、桃、赤、紫など、いろいろな種類があります。

好みの鉢で、鉢植えとして楽しんだり、
クリスマスや正月の寄せ植えにも美しいです。


真珠の木ベルネッチア)の育て方栽培方法

・置き場所
真珠の木は、寒さに強いです。
冬は日当たりの良い窓辺に飾るか、
屋外で越冬する場合は、
霜や寒風には当てないようにします。

春は、屋外に出して日をじゅうぶんに当てます。
夏の間だけは、半日陰に移動します。

・水やり
表土が白くなってきたら与えます。
冬も極度に乾燥させないよう気をつけます。
梅雨などの長雨に当てないようにします。
水の与え過ぎは根腐れの原因になります。

・肥料
肥料も少なめでだいじょうぶです。
鉢植えの場合は、少量与えたほうが育ちが良いです。
春〜秋に少量ずつ与え、真夏はストップします。

・剪定
真珠の木の株が小さいときに、
芽の先端を摘むと小枝が横に伸び、
形良くバランス良く茂ります。
芽を摘む適期は3月頃です。
後は、放っておいても、樹形がまとまります。
盆栽仕立てでも、楽しめます。


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真珠の木、寄せ植えにも人気の赤系統


・結実のコツ
確実に結実させたいなら人工授粉をします。
また、2品種を植えると結実しやすくなります。
雨や水を花にかけないようにすると、よく実がなります。

・植え替え
植え替えは5〜6月に行います。
用土は酸性土を好みます。
ピートモスや鹿沼土を混ぜ、保水性のよい土にします。
真珠の木は、根が細く弱いので、
根鉢を崩さないように、そっと植え替えます。

・増やし方
挿し木、タネまき、株分けで増やせます。
挿し木は、6月頃に、枝を5cmほどの長さに切り、
ピートモスか鹿沼土に挿します。

タネまきは3月頃に果実からタネを採りだし、
細かい用土にまき、乾かさないよう注意し、
発芽、育苗します。

・病害虫
とくにありません。

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