
銀杏の実り
銀杏(ぎんなん)が実りはじめ、
近所の神社で、銀杏拾いをしてきました。
10月21日、雨降りで風があり、人出もなく大収穫でした。
ここの銀杏は大木で、
そのせいか銀杏の実がとっても美味です。
毎年、この季節は早起きになります。
銀杏にかぶれたり、下処理に悩むかたも多いと思いますので、
銀杏の処理と食べ方をご紹介します。
銀杏の収穫
■銀杏を拾うとき
ビニール手袋か薄いゴム手袋をするとかぶれませんし、
特有の臭いがつきにくいです。
ビニール袋に手を入れて銀杏に触れないように拾います。
拾った銀杏は、ビニール袋、レジ袋などに入れて持ち帰ります。
近所であれば、バケツでもかまいませんね。
銀杏の果肉は、かなりの異臭がありますので、密閉しましょう。
ときどき、靴で踏みながらタネだけ採る人がいますが、
これは、掃除する人にも後から来た人にも迷惑ですね。

銀杏の下処理
■銀杏の下処理
まず、ビニール手袋などをつけてください。
そして、臭いがダメそうなかたは、マスクもつけましょう。
換気扇もまわします。
拾ったばかりの銀杏は、ビニール袋に入れたままもんで、
果肉とタネを分離させタネをボールなどに出します。
この段階で、果肉を大部分落とすと臭いにくくなります。
その銀杏のタネをザルに移し、
タネ同士をこすり合わせるようにして、
果肉をきれいに落とします。
何度か水を交換して洗いましょう。

銀杏を天日干しして、できあがり
天気の良い日に、天日に干して乾燥させます。
ザルや新聞紙にタネを広げておくと早く乾燥します。
色が白っぽくなったら、できあがりです!
*銀杏をネットに入れて、土中に埋めておくと、
バクテリアが果肉を分解し、果肉の処理が楽になります。
しかし、この方法は風味がやや落ちるので、
手作業で処理することをお勧めします。
下記では、手軽な銀杏の炒り方、レシピなどご紹介しています。
・銀杏(ぎんなん)の食べ方 レシピ
・ぎんなん(ギンナン・銀杏)ごはんの作り方