
オニフスベ、一晩で生える

オニフスベ、直径30〜40になる
オニフスベ(Calvatia nipponica)は、ハラタケ目ホコリタケ科のキノコです。
日本特産の巨大キノコで、初秋に庭、畑、雑木林などに、生えます。
白い巨大なキノコが一晩で生えるので、驚かれますが、
その姿はチャーミングで、きれいな白色と形をしています。
オニフスベの直径は、20〜50cmもあり、バレーボールのようです。
たたくとぽんぽんと音がするのがかわいいです。
はたして、このオニフスベは、食べられるのでしょうか?
まず、毒キノコでは、ありませんので安心を。
肉が白いオニフスベは、皮をむいて調理します。
皮は、簡単にむくことができます。
はんぺんのようなふわふわした食感で、
味はとくにおいしくもなくまずくもないそうです。
焼いてみると、少し色味が茶っぽくなり、
しょうゆなどをかけても癖があるそうです。
オニフスベは、味噌汁やキノコ鍋に入れると食べられますが、
それほど、おいしくないという話です。
臭いに癖があるんですね。
天ぷらなどだと食べやすいようです。
オニフスベは、鑑賞したり、
子供たちのボール用に、遊ばれたりするほうが良いようです。