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カリフラワーの家庭菜園の味は格別です


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紫のカリフラワー


カリフラワー(Cauliflower)は、
アブラナ科アブラナ属の1年生植物です。
和名では、ハナカンラン、花キャベツとも呼ばれます。

カリフラワーと似たブロッコリーは、アブラナ属の別変種です
日本では白の花蕾以外ほとんど生産されていませんが、
オレンジや紫、緑などの花蕾の品種もあり、
見た目も鮮やかで楽しいです。

カリフラワーは、家庭菜園で栽培してみたら、
たいへんおいしくて感動した野菜のひとつです。

カリフラワーは、収穫してすぐゆでると、
ほくほくとして、そして歯ごたえもあり最高です。


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プランターで元気に育つカリフラワー、おいしかったです!


■カリフラワーの育て方 栽培方法

カリフラワーの育て方は、容易です。
大きなプランターで2〜3株が育てられます。
地植えで育てたら、もっと大きく育ちます。

カリフラワーは、春まきと秋まきができますが、
秋まきのほうが、害虫の被害が少なく作りやすいです。

・栽培環境
カリフラワーは、地植えに近い環境で育てるのが、
おいしく元気に育てるポイントです。
プランターで栽培するときも、
大きいものを選び、土をたっぷり入れて栽培します。

・元肥
カリフラワーは、肥料を多く必要とするので、
化成肥料などの元肥はしっかりと入れておきます。

・タネまき、植え付け
春まきの場合、6月下旬〜8月下旬頃までに、
タネをまくか苗を購入して植えます。
秋まきでは、7月にタネをまき、
植え付けは8月中旬〜9月上旬に行います。

タネから育てる場合は、
プランターの2〜3箇所に5〜6粒を、
直まきして間引いてもだいじょうぶです。

カリフラワーの苗は、1つのプランターに2〜3株を目安に、
根鉢をくずさないように植えつけます。
地植えでしたら、畝幅60p溝を20p掘り、
45〜50p間隔で苗を植えつけます。

カリフラワーの植えつけ後はたっぷり水をやり、
日当りのよい場所で栽培します。
水やりは表土が乾いてきたら、
鉢底から流れ出るくらいにたっぷり与えます。

・追肥
カリフラワーの追肥は、定植後2週間くらいして根付いた頃に、
化成肥料を月に2回か液肥を希釈して週1回施します。
肥料を施したときや、根っこが見える場合は、
株元に増し土をします。

・病害虫
カリフラワーは、ヨトウムシ、コナガなど害虫がつきやすいので、
トンネル用の支柱を使用して、
コンテナを不織布カバーですっぽりかぶせると安全です。

・遮光
植え付けから65〜70日後くらいに、
カリフラワーの花蕾が見えたら、
外側の葉で花蕾を包んで遮光します。
こうすると、真っ白なカリフラワーができます。

・収穫
カリフラワーの収穫は早めに行いましょう。
花蕾が約15pくらいの大きさになったら、花蕾の下の茎からナイフでカットします。


■カリフラワーの保存

カリフラワーをピクルスにすると1週間ほど保存できます。
ブロッコリーと違い、茎は食べることができません。

>>カリフラワーの苗を各種見てみる
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