
カラシナ(からし菜、芥子菜)
カラシナ(からし菜、芥子菜)は、
アブラナ科アブラナ属の越年草です。
タカナやザーサイは、カラシナの変種とされ、
葉と茎には、特有の辛味と香りがあり、
漬物やお浸し、炒め物に美味です。
カラシナは、土壌をあまり選ばず、寒さに強いので、
家庭菜園を始めたばかりのかたでも、
栽培しやすい野菜です。
カラシナは、カリウム、カロテン、
ビタミンE、Cなどに富んでおり、
栄養は、葉ものの中でも最高です。

カラシナが覆う土手
■カラシナの栽培 育て方
カラシナの育て方は、容易です。
・タネまき
3〜4月(春まき)か9〜10月(秋まき)前後に行います。
プランター栽培なら、一列にスジまき、
畑では条間30p、まき溝を2本作りスジまきします。
・用土
培養土か、畑に石灰と元肥を漉き込みます。
・間引き
発芽後、双葉が出たら間引き始め、
約3p間隔に1本になるよう間引きます。
本葉が2〜3枚のときに約10センチ間隔に間引きます。
カラシナのタネまき約30日後、
草丈が10pほどに成長したら、
30p間隔に間引きます。
カラシナの苗をポットで育てる場合は、
タネを2〜3粒まいて、
本葉1〜2枚で1本立ちになるように間引き、
本葉3〜4枚で定植します。
カラシナの間引き菜(つまみ菜)も美味しいので、
サラダや汁の実に使ってください。
・プランター栽培の場合
同じように間引き、追肥をして、
最終的に苗を3〜5本残すようにします。
・追肥
間引き後は、化成肥料を与えて土寄せしましょう。
・収穫
タネまきから2〜3ヶ月後、
丈が30〜40pになったら適期です。
株元をハサミなどでカットしても、
外側の葉から折り取って収穫しても良いです。
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