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アサツキ(浅葱)、香味野菜で便利


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アサツキ、花も愛らしい


アサツキ(浅葱)は、ユリ科ネギ属の球根性多年草です。
ネギよりもやや色が薄く、花もとってもきれいで、
ネギの仲間では、最も細い葉で美しいです。

流通量がやや少ないので、関東では細い葉ネギのことを、
アサツキと呼んで販売されることも多いようです。

アサツキは、ネギ属のなかで、味も栄養も優れていて、
おもに薬味や料理の添え物として利用されてます。
耐寒性が強く育てやすいので、家庭菜園にお勧めです。

アサツキに似た品種にハーブでも主力のチャイブがあり、
アサツキは西洋アサツキ=チャイブの変種と言われています。


■アサツキの育て方 栽培方法

アサツキのタネ球は、外皮をきれいにとって、
2〜3球に分け、根も均等に分けておきます。

・植え付け
アサツキは地植えの場合では、畝を6〜7pの高さ、株間を15〜20pとります。
鉢植えでしたら、5号鉢に2〜3球を1ヶ所に植え付けます。
プランターの場合は、中央に1列、株間10〜15cm、
1ヶ所に2〜3球植え付けましょう。

アサツキの植え付け後は、通常の栽培でだいじょうぶです。

・追肥
1ヶ月に1回固形肥を与えます。

・水やり
欠かさないようにしましょう。

植え付け後10日前後で発芽します。
生長してきますが、冬に地上部が枯れます。
これは、株が死んだのではなく、
春になると元気に発芽してきます。

・収穫
アサツキが、20pくらいに育ったら、収穫のときです。
9月に植えたアサツキは、翌年3月には収穫できます。
収穫時に根の部分を残せば、
5月ころまで収穫が続けられます。

・掘り上げ
アサツキは、しだいに地上部分が枯れてきます。
全部枯れたら、掘り起こして、
再び9月に植えつけます。


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収穫したアサツキ、ヌタを作ります


■アサツキの利用方法

アサツキは、ワケギと同様、おひたし、酢みそ和え、
吸い物、薬味として重宝します。
ワケギより味がマイルドです。
生のまま味噌をつけたぬたは、つまみにおかずに絶品!

アサツキは、ネギと同じ感覚で使えます。
味がマイルドで、見た目も美しいので、
素材を活かしたい刺身、そば、うどんなどに、美味です。

>>アサツキを見てみる
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