
ツマグロヒョウモンの幼虫

ツマグロヒョウモンの成虫
ツマグロヒョウモンに去年も被害を受けました。
やはりワサビの鉢を丸坊主にされ、
気づいたときには十数匹の毛虫が、
次のワサビの鉢に移動中でした。
今年は、どこからか移動してきた、
ツマグロヒョウモンの毛虫が門にいて、
もしや? と思ったら、やはりワサビがほぼ丸坊主です。
ツマグロヒョウモンの幼虫は、スミレ類を好んで食べ、
スミレから園芸種のパンジーやビオラなども大好きだそうです。
ツマグロヒョウモンの体長は30〜40mmくらい、
黒い体の背に一本の赤い筋が通っています。
体には、棘のような突起が各節に6本ずつあります。
この針のような突起は、黒いものと赤いものがあり、
かなり毒々しい毛虫です。
ツマグロヒョウモンの色と形は、毒中を連想させますが、
とくに刺したりせず毒を持たないそうです。
成虫のツマグロヒョウモンのチョウは、
有毒のチョウ カバマダラに擬態しているそうですが、
成虫にも害はありません。
育てている人もありファンの多いチョウです。

ツマグロヒョウモンに丸坊主にされたワサビ
◎ツマグロヒョウモン幼虫の退治方法
ツマグロヒョウモンの幼虫の退治方法は、
発生していたら毛虫用の殺虫剤をかけるか、
箸などでひとつひとつ取り除きます。
防除には、オルトランをまいておくと良いです。
また、スミレやパンジーなどの好物には、前もって、
防虫ネットをかぶせておきましょう。
気づいたときでは遅い!
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・病害虫の予防と対策