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アジサイ 挿し木1年後に鉢植えで3輪咲きました


アジサイのお気に入りの品種を見つけたら、挿し木をすれば、
たくさん増やすことができます。
翌年に開花することも、たびたびあり、
四季の生長を見ながらアジサイの魅力を楽しめます。

◎挿し木をする気温と時期
20〜25度くらいの気温で、日が長い方が良いので、
梅雨頃がいちばん良く、初秋も条件が良いと言えます。
5〜7月、9月が適切です。

◎挿し木の鉢・箱の置き場
明るい日陰で強風のあたらない場所に置きます。
夏は涼しい場所を選びましょう。
アジサイは、比較的容易に発根しますが、
発根しにくい新品種は、発根促進剤(ルートンなど)を
つけると発根しやすくなります。
日中多少しおれても、夕方に元気になる場合はだいじょうぶです。

◎挿し木の水やり
土を乾かさないように管理します。
しおれているようなら、霧吹きで葉に水分を与えてあげると良いです。
このくらいの管理で一般的に発根します。
不安な場合は、ビニールをかぶせてあげるのも良いでしょう。
水の変わりにメネデールを適正な量で薄めて使用すると、
挿し穂が弱り難く、発根率がよくなります。

◎挿し木の用土
新しい鹿沼土、パーライト、バーミキュライト、ピートモスを、
単用するのが良いです。
排水性、保水性の優れたもので肥料分のない土を使いましょう。
「新しい」「混ぜない」「肥料分のない」土が挿し木成功のコツです。
また「さし木の土」という市販品も発根しやすいです。


■アジサイの挿し木のしかたと画像

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挿す枝や葉を「挿し穂」と言い、挿す土を「挿し床」と言います。
アジサイの花芽のついていない、できるだけ元気な新芽の部分を、
15cmほど、カッターやはさみなどで斜めにカットします。
斜めにカットすることで吸水力が高まります。


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カットした挿し穂を、
1時間ほど水につけて水揚げさせます。


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1節目の葉を半分に切り、2節目の葉は、すべて取り除きます。
写真中央が、挿し穂となります。
こうして水分の無駄な蒸発を防ぎ、
また挿し穂が動かないよう下の葉もカットするわけです。


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アジサイの挿し穂たちができあがりました!


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今回は赤玉土と鉢を使いました。
ポリポットに挿してもかまいません。
先に土を湿らせておいて箸のようなとがったもので、
挿し穂を挿す、やや斜め方向にあらかじめ穴をあけておきます。
挿し穂の茎を無理に挿さず、穴をあらかじめあけてあげるのがコツです。


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挿し穂をセットして、じゅうぶん水をあげ明るい日陰で管理します。
ルートンを使う場合は、挿し穂をセットする前に使います。

*ルートン
挿し木、挿し芽の発根を促す植物生長調整剤です。
発根がとても活発になり促進され、
発根率が向上するので挿し木、挿し芽の活着が良くなります。
値段も、低価格なので便利です。
>>ルートンを各種見てみる

発根して安定するまで2週間〜1ヶ月かかります。
新しい芽が出てきたら、別の5〜6号鉢に植え替え(鉢上げ)します。
日当たりへ徐々に移動して日向に慣らしていきます。

根が生えているかどうか始終掘って見ると、
発根しにくくなりますので、少し我慢しましょう。

お気に入りのアジサイ、来年、開花が楽しめますように。
*アジサイの詳しいサイトはこちらです。
>>アジサイの育て方.net 

■参考
・アジサイの育て方|毎年咲かせる剪定方法
・アジサイの鉢植えを地植えにするコツ!
・アジサイ(紫陽花)に花が咲かない理由は?
・アジサイの花の色
・アジサイ(紫陽花)の育て方
・ツルアジサイの育て方
・フェアリーアイの育て方
・アナベル(山アジサイ)の育て方
・アナベル(山アジサイ)の挿し木方法
・エンドレスサマー 二季咲きアジサイの育て方

>>アジサイの苗を見てみる
*母の日を過ぎると、お値段が下がってきます。