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不定芽のかき取りで木(カワヤナギ)も元気に


果樹 花木の不定芽のかき取りは、4〜5月にかけて、大切な作業です。
不定芽(ふていが)とは、葉、根、茎の節など、一般では芽を出さないところから出る芽のことです。
逆に定芽(ていが)とは、茎の先、葉の付け根など、決まった位置に生える芽。ほかに頂芽・側芽などと呼ばれます。

果樹 花木の不定芽から、春に新梢がたくさん発生します。このような芽は、一般に、冬の剪定、整枝をするときに行います。
趣味の園芸の範囲内では、不要な芽は気づいたときに早めに取るのが良いようです。

とくに、間引き剪定をした茎や幹の切り口のあたりからは、上や横に新梢がたくさん発生します。このうち、結果母枝や側枝とするものは、4月下旬から5月に整えます。
枝はできるだけ横向きのものを残し、上向きの枝を除きます。また、主枝の亜主枝の上からの新梢は徒長枝となることが多いので早めにかき取ります。

銅吹き芽(幹から出る不要な枝)や徒長枝は付け根からかき取りやすいですが、接ぎ木した後の台木から出てくる枝台芽は、地際からではなく土を掘って付け根からかき取りのが、効果的です。

とくに、バラ、モクレン、ウメ、サクラ、リンゴなどは、台芽が出やすいので、よく見て不定芽のかき取りをしてあげましょう。
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