
サクラソウ、彩り豊か

サクラソウのつぼみ
サクラソウ(桜草)は、サクラソウ科サクラソウ属の多年草で、
山野草に分類することもあります。
サクラソウは、北海道南部、本州、九州に分布します。
サクラソウの仲間の植物は世界中に約400種もあるそうです。
園芸店、通販でよく「サクラソウ」として、
売られている植物のなかには、
プリムラ・マラコイデス、
プリムラ・オブコニカなどがあります。
趣味の園芸 でも、
「育てやすい花 サクラソウ」として、
小黒 晃先生が執筆されています。
サクラソウは、じょうぶで育てやすく、
育て方もやさしいので、
鉢植えでも庭植えでも気軽に栽培できます。
サクラソウは、夏から冬は休眠し、宿根します。
日本原産のプリムラは、夏の暑さに対して比較的強く、
元気で生育も旺盛です。
やや夏の直射日光が苦手ですので、
夏は日陰になる場所に置くか植えるのが理想的です。
しかし夏に葉がすべて枯れてしまっても、
株は休眠しながら生きているので早春になると芽が出てきます。
サクラソウは、春には日差しを必要としますので、
落葉樹などのもとに植えるのもよいですね。
サクラソウは、乾燥を嫌うので、
葉や花があるときは適度に水やりをします。
肥料は、緩効性のものを月に1回施します。
真夏以降の施肥は必要ありません。
サクラソウの管理作業としては、
花がらや枯れた葉を取り去ること、
鉢植えの場合は、花後に1〜2p増し土をし、
1〜2年おきに株分けをかねて、
一回り大きな鉢に植え替えてあげることが大切です。
サクラソウは、グランドカバーにも向いていて、
群生させて育てると、たいへんきれいです。
一回、植えつければ、栽培管理は楽で、
3〜5年ほど、植えっぱなしにしても元気に育ってくれます。
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