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アンズの花も春の訪れを告げます


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アンズ、お菓子や果実酒に美味です


アンズ(杏、杏子、カラモモ、学名 Prunus armeniaca)は、
中国原産のバラ科サクラ属の落葉高木です。
英名ではアプリコット。

アンズは、薬用樹として中国から渡来。
生薬名は杏仁(キョウニン)です。

果実を食用や薬用に使用する目的で栽培されています。
育て方がやさしいので、庭木としても人気です。
3〜4月に、甘酸っぱい良い香りの花が咲きます。


■アンズの育て方

アンズ木の育て方は、容易です。
アンズは1本でも結実しますが、
ほかの品種のアンズやウメ、モモ、
スモモ、プルーンなどの木を混植すると、
相互に結実が安定し果実の質も良くなります。

・植え付け時期
秋から梅雨くらいまでに植え付けし、
葉が芽吹いた後の植え付けは、
根土を崩さないようにそっと植えましょう。

梅雨以降に植え付けする場合は、
水やりをたっぷりとします。

・用土
アンズの植え付け用土は、
水はけが良く腐葉土など有機質に富み、
やや粘土質で重い土がよいでしょう。

鉢植えの場合は赤玉土6対腐葉土4で、
川砂を1割程度混ぜると良いです。

・水やり
水やりは、地植えのアンズは一度根付いたら、
過乾燥のとき以外、水を与える必要はありません。
鉢植えのアンズは土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。

落葉の季節には水やりの回数を減らして、
乾かし気味に栽培します。
肥料は春と秋に、株元に化成肥料を与えます。
毎年忘れずに与えると実つきが良くなります。

◎アンズの剪定
アンズの仕立て方は、立ち木仕立てにします。
変則主幹形とも呼ばれます。

若木の間は混んだ枝を切り詰める間引き剪定を主にします。

アンズは落葉したときから発芽前に剪定します。
アンズは、2年枝に花芽をつけるので、
前の年に果実をつけた古い枝を、
12〜1月に生え際から剪定します。

主な剪定時期は冬ですが、
夏に枝が混んで風通しが悪くなっている場合にも、
間引き剪定しましょう。

5〜6月の新梢の伸びる時期に摘芯して、
樹勢を抑え気味にすると、花芽が多く付きます。
しかし夏は、樹勢を落ちるので強い剪定はしません。

・摘果
アンズは摘果をしたほうが、
良い果実が毎年収穫できるようになります。
開花1ヶ月くらいの5月上旬から中旬に、余分な果実を摘みましょう。
摘果の目安は、1短果枝あたり1個(葉20〜30枚に1果)を残す、
あるいは、果実の間隔7pあたり1個くらいを残すのが良いです。


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アンズ酒は香りが良くおいしいです


・収穫
アンズの収穫は、枝を揺すって果実を落とします。
またドライフルーツにする場合には少し固めのときに収穫してください。

・病害虫
5月頃からアブラムシや黒星病に注意してください。
発見しだい消毒します。

>>杏の結実と利用方法

>>アンズの苗を見てみる
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