
コスモス、切り花としてもステキ

コスモスの群生は素晴らしい
コスモス(Cosmos)は、キク科コスモス属の植物で、
アキザクラ(秋桜)とも呼ばれます。
秋の季語としてももちいられますね。
コスモスは、秋にピンク・ホワイト・レッドなどの花で、
一重咲き、舌状花が丸まったもの、八重咲きなどの品種があります。
6月から咲く早生品種も人気です。
原産地はメキシコ、日本には明治20年くらいに登場したようです。
キバナコスモス、チョコレートコスモスも人気です。
■コスモスの育て方
コスモスの育て方は、たいへん容易です。
日当たりと水はけが良好でしたら、
やせた土地でも栽培できよく生長します。
コスモスは、4〜6月にタネまきで育てます。
タネはじかまきが育ちやすく、直接鉢やプランター、
庭などに20×25pくらいに3〜4粒まいて、
発芽してから弱い苗は間引き育てます。
長期間タネまきができますので、時期をずらしてまいて、
花を長期間鑑賞することができます。
コスモスは乾燥を好む植物なので、水遣りは控えめにします。
プランターや鉢植えの場合は、
土の表面が白く乾いたらたっぷりと与えましょう。
水をやりすぎると徒長しますので、注意してください。
コスモスは挿し芽・挿し木でも増やせます。
八重咲きや絞り咲きのよい株を増やすには、
茎の葉を5cmくらいの長さに切り、挿し芽をしてあげます。
半月くらいで発根、1ヶ月で定植できます。
コスモスの肥料は、いつも何かを育てている土地では、
基本的に必要ありません。
生育が悪い、下葉が黄色いなどのときは、液肥を薄めに与えます。
肥料が多すぎると花が少なくなります。
花がら摘みをすると、花がよく付ききれいに咲きます。
痛んだ葉も取り除いてあげましょう。
コスモスの栽培のポイントは、秋咲きコスモスは、
倒れやすいので支柱を添えます。
また、1箇所にまとめて栽培するほうが、倒れにくく見栄えも良いです。
コスモスの病害虫は、ウドンコ病、アブラムシ、カイガラムシなどです。
小さい苗のうちにオルトランの粉状を少量施すと、元気に育ちます。