
ミヤマイラクサ、山菜の女王

ミヤマイラクサ、おひたしが美味
ミヤマイラクサ(深山刺草)は、別名アイコ、アイ、エゴキなどと呼ばれるイラクサ科ムカゴイラクサ属の多年草です。
ミヤマイラクサは、山麓のやや湿り気のある半日陰、日陰に群生します。深山に生える多年草で、茎は高さ40〜80cm。茎や葉に棘があり、刺さると痛み腫れることもあるので、軍手などを2枚重ねて収穫します。食用になるのは4〜5月の新芽で、20cmくらいに伸びた新芽を折取ります。
ミヤマイラクサの育て方は、やさしいです。湿気の多い半日陰と肥えた土壌を好みます。日陰にも強いので、湿度管理を適切にすれば、育てることができます。夏場の高温と乾燥は苦手です。元肥として腐葉土などを土にすきこんであげるとよいです。
ミヤマイラクサの食べ方は、4〜5月が旬で、20cmくらいに伸びた若芽を折り取ります。棘があり生食はしません。たっぷりのお湯に塩でゆでると、棘もなくなり独特の香りがあり、歯ごたえもよく、くせがなくておいしい山菜です。
おひたし、辛し和え、胡麻和え、くるみ和えなど和え物が最高です。漬物、汁の実にも向いています。
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