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コーラル系ハイビスカス、フウリンブッソウゲとも呼ばれる


ハイビスカスの冬越し、品種によって耐寒温度は異なりますが、
コーラル系と在来系は3℃以上で屋外でも越冬します。

しかしほとんどの地域では屋外の冬越しは落葉も多く難しく、
越冬しても株がたいへん弱るので、室内で管理するほうが安心です。


■ハイビスカス 冬越し

1. 屋外で冬越しさせたい場合は?
在来系(オールド系)の品種であれば、
戸外で冬越しができることもありますが、
それでも他と比べると耐寒性が少しある程度で、
日本では暖地以外で屋外越冬するのは難しいです。

基本的には3℃以上あれば、葉を落としても冬越しはできます。
しかし、寒さで株が弱り、春以降の生育期に入ってからも、
生長が鈍くなったりと、影響が強く出てきます。 


どうしても屋外で冬越しさせたいのであれば、
ホームセンターなどで売られている簡易の温室に入れて、
気温をあげてやり、寒風を防いであげると良いでしょう。

腐葉土、バークチップ、ワラなどで土をマルチングしたり、
鉢の周りに梱包材などを巻いて、防寒するのも効果的です。

寒い間はほとんど生育しないので、やや乾燥気味に管理します。
水を与える時は、夕方は避け、お昼前後に与えるようにしましょう。


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室内に取り込んだが根腐れしかかったハイビスカスが回復中(5月中旬)


2. 室内に取り込むだけで冬越しできる?
コーラル系と在来系は3℃以上、
ハワイアン系は10℃以上あれば冬越しができます。

ただ、これは最低の気温なので、いずれも10℃以上の気温がないと、
翌年の生育に影響が出てしまいます。

特にハワイアン系は耐寒性がありませんので、
気温には、くれぐれも注意します。 


室内に移動する前に剪定と消毒を済ませ、
室内の日当たりの良い場所で栽培します。

冬越しのときは、追肥の必要はありませんが、
水は土の表面が乾燥してから2日〜3日経ったら、
鉢底から水が出てくるまでたっぷりと与えます。

土の表面が乾かないうちにどんどん水を与えてしまうと、
根腐れをおこして枯死してしまうことがあるので気をつけます。

暖房のよく効いた部屋に置いてある場合は、
土の乾燥が早まりますので、その場合は土の表面が乾いてから、
1日〜2日してから、水をやるようにします。

日がよく差し込む場所が理想ですので、室内だと窓辺になると思いますが、
日が暮れると気温が下がり、夜は外気とあまり変わらないことがあります。

そのため、昼間は窓辺に置いて、
日が暮れてきたら窓から離れた場所に移動するようにします。


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冬越し前に、気に入った品種は挿し木をしておくと良いです


温暖な地域で、ハイビスカスを路地で越冬させる予定であれば、
春に植えて冬には根が張るように計画すると良いです。

秋のうちに、ハイビスカスの挿し木をして、
小さい苗も屋内で冬越しさせるのが、
場所をとらず安心な方法です。

■参考
・ハイビスカス 咲かない理由と対策
・ハイビスカス 植え替え
・ハイビスカスの育て方

(2014.05.17改訂)
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