
皇帝ダリア、5mも育つ

皇帝ダリアのダイナミックな花
皇帝ダリアは、木立ダリアとも呼ばれる、
高さ3〜5mにも育つダイナミックなダリアです。
キク科のメキシコ産の多年草植物です。
皇帝ダリアの開花期の10月中旬〜12月秋になると、
園芸誌や新聞で話題になりますね。
植えどきは、3月末〜7月ですが、
通年苗の予約をしている通販ショップもあります。
・一重咲き
皇帝ダリアの一重咲きの花は約直径20cmと巨大で豪華な花です。
高さは、3m以上に大きくなり、晩秋に次々に花を咲かせます。
風の強い場所や台風にそなえて支柱を立てたほうが安全です。
丈を抑えたいときは8月初旬までに剪定して、
コンパクトにすることができます。
剪定で分枝数が多くなり、多くの花を咲かせられます。
・八重咲き
皇帝ダリアの八重咲きは、高さ2m以上も大きくなり、
花は一重よりやや小ぶりで晩秋に咲きます。
従来の皇帝ダリアよりも分枝数が多いので、
支柱を添えると良いです。
丈を抑えたいときは8月初旬までに剪定して、
コンパクトにすることができます。
剪定で分枝数が多くなり、多くの花を咲かせられます
まれに数輪一重咲きが咲くことがあります。
暖地向きの品種です。
■皇帝ダリアの育て方
皇帝ダリアの育て方は、比較的やさしいです。
秋に日が短くなると開花する性質(短日性)なので、
日没後は暗くなる場所で栽培します。
街燈など照明があると咲かないこともあります。
皇帝ダリアは、日当たりの良い場所で、
花壇、露地や大型コンテナなどで栽培します。
肥料は、化成肥料など元肥をしっかりすきこみます。
開花が始まる秋頃に追肥をしてあげましょう。
皇帝ダリアは、定植後、根付くまでは、
1日おきくらいにたっぷりと水を与えてください。
2週間ほどして根付いたら、与える必要はありません。
夕方は水を与えないでください。
晩秋に霜害のある山間部や寒冷地では、
つぼみが冷害に会うこともあります。
関東以西の地域での植え付けが理想的ですが、
品種を確認してください。
皇帝ダリアは、通常栽培では晩秋遅くに開花するため、
つぼみの霜害が予想される地域では、
霜害により花が咲かない年もあります。
耐寒温度0℃くらいで、凍らなければ越冬できます。
マルチングや盛り土で保護します。
また、堀り上げて室内で保管するのもよいでしょう。
・ダリアの育て方
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