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C)ぴぃらぶ 水菜栽培風景


ミズナ(水菜、学名:Brassica rapa var. nipposinica)は、
アブラナ科の越年草です。

別名は、ヒイラギナ(柊菜)、センスジナ(千筋菜)、
キョウナ(京菜)などと呼ばれます。

鮮やかな緑の葉には、細かいギザギザの切れ込みがあり、
茎は白く柔らかくおいしいです。

ミズナ水菜)の育て方 栽培方法

ミズナの栽培は、簡単で、
暖かい時期は20〜30日で収穫できます。
害虫や寒さの心配がなく順調に育つのは、
3〜5月、9〜10月の涼しい季節です。

・栽培環境
ミズナは、寒さには強く、
雪の降らない地方では、
マイナス5℃くらいまで耐寒性があります。
越冬すると甘味が増しおいしくなります。

ミズナの栽培の容器は、
プランターでじゅうぶんですが、
収穫量を増やしたい場合は、
大きめのプランターや地植えで栽培しましょう。

・タネまき
ミズナのタネまきは、
標準プランターの場合2列のすじまきにし、覆土します。
5mm〜1cm未満の薄い覆土をしましょう。

発芽は、3〜5日後くらいです。
発芽までは土の表面を乾かさないように注意し、
朝、夕と適度に水撒きをします。

・間引き
ミズナが、発芽し葉が混み合ってきたら、
順次、間引きをしていきます。
ミズナが重なり混んでいる部分を間引き、
最終的な株間を3〜4p程度にします。

この間引いた葉は、新鮮でやわらかく、
「つまみ菜」と呼ばれ、
味噌汁に入れたり、サラダ、おひたしにするとたいへん美味です。

・肥料
ミズナの肥料は元肥だけでだいじょうぶですが、
秋植えの場合は生長期間がやや長いので、
草丈10cmになった頃に1度追肥すると、
より元気なミズナになります。

・収穫
ミズナの収穫は、草丈20〜25cm頃が食べごろです。
収穫を逃すと葉が硬くなります。
収穫せずにいるとトウが立ってきます。
このトウも天ぷらなどにして食べられます。

・夏の栽培
ミズナを夏に作る場合は、
目の細かい防虫ネットで覆うようにしましょう。
ネットとプランターに少しでもスキマがあると、
虫が入りこみ繁殖してしまいますので、
洗濯ばさみなどでしっかりとめてください。

ミズナ水菜)の栄養食べ方

ミズナ(水菜)の栄養成分は、
βカロテン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、
カルシウム、鉄分、食物繊維などで、
豊かな栄養素を含む野菜として人気です。

カルシウムも多く、骨や歯の健康を保つほか、
心臓の働きを助ける効能もあるといわれます。

ミズナは、アクが少ないので、
下ゆでなしでお浸し、煮浸しに使えます。

炒め物、煮魚のつけ合わせ、正月のお雑煮にも最適です。
汁物、お浸し、若い葉は、サラダでいただきます。
浅漬けにするとシャキシャキとした歯ごたえが格別です。

>>ミズナ(水菜)のタネを見てみる
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