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クコ(枸杞、学名:Lycium chinense)は、中国原産のナス科クコ属の耐寒性半落葉低木です。果実は酒に漬けてクコ酒に、生食やドライフルーツでも利用されます。薬膳料理にも欠かせません。
クコの果実=枸杞子(くこし)、根皮=地骨皮(じこっぴ)、葉=枸杞葉(くこよう)と呼ばれる生薬になります。クコの効能は、血圧の低下作用、視力回復、解熱作用、抗炎作用、強壮に効果があると言われています。
クコの樹高は1m程度で、植え付けは、秋〜春が最適で、ポット植えの苗木の根を崩さないようにていねいに植え付ければ、年間を通して植えつけられます。
開花期は、6月〜7月にごく淡い紫色の小さな花がだんだんと紫へと変わっていくのが美しいです。収穫は8月〜9月ごろで赤く色づくのがかわいらしい植物です。です。
クコは、強い植物ですので、育て方は簡単です。日当たりが良く、排水のよい肥沃な用土を好みます。肥料は、とくに必要ではありませんが、葉の色が黄色くなってきたら、ゆっくり効く肥料を与えてください。
クコの剪定は落葉時期に、込み入った枝や細い枝を取り除く感じで剪定します。
害虫にも強く、ハムシの成虫や幼虫、フシダニが寄生することもありますが、生長します。実や葉を採るのでしたら、農薬は使わず天然の殺虫剤を使用すると安心です。
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