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じょうずに剪定すると、毎年よく咲いてくれます


キンモクセイ(金木犀)の剪定方法など庭木の剪定というと、
アマチュアにはとても難しいのではと思われがちですが、
ちょっとした剪定のコツを覚えれば、
花つきが良くなり、美しい形に仕上げることができます。

キンモクセイは、半日陰から日陰でも生育しますが、
日陰の木は枝葉の元気がなく、花付きもよくありません。

キンモクセイは、剪定をしなくても、
円形の樹形となりますが、
そのままですと横に広がるので、
大きなスペースが必要となります。


一般的剪定

一般の庭では、キンモクセイの開花後、
まず側面を剪定します。
軽く剪定して、地面に垂直に切るようにします。

キンモクセイの側枝は葉を2〜3枚を残して切るのが原則ですが、
木の樹勢を見ながら決めたほうがよいです。
葉の付け根には、翌年伸びる芽が付いているので、
確認しつつ注意して剪定します。

キンモクセイのてっぺんに向かって、
軽くカーブをつけるようにします。
剪定中に少し離れて形を確認します。
木のてっぺんは平らにするぐらいの感じで剪定すると、
だんだんと形が美しくなっていきます。


好条件育成している場合

キンモクセイが日当たり風通しなど、
好い条件で育成している場合の剪定では、
真中の長い枝を付け根から切る方法があります。

キンモクセイの枝は3本に分かれて伸びることが多く、
いちばん長い真中の枝を間引くと良いとされますが、
この点では、プロの庭師でも迷うところだそうです。


日陰などで育成している場合

キンモクセイが日陰で育てられている場合には、
いきなり強剪定を行わず、
木の形を整える程度の弱剪定をお勧めします。
木の生長を見て剪定を少し加減していきます。


剪定使う道具

・木鋏 通常に庭木、果樹や農作物に使うはさみは必須の道具です。

・刈込鋏 背の低い庭木の剪定に。全体の形を整える時に使用します。

・脚立 安定性の良い脚立を正しく使うと能率があがります。

>>キンモクセイの育て方はこちらです
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