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ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)は、ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称です。しかし園芸業界で、ワスレナグサと呼ばれる花は、ノハラワスレナグサ(学名:Myosotis alpestris)、エゾムラサキ(学名:Myosotis sylvatica)、そしてその種間交配種です。
ワスレナグサの名前の由来は、ドナウ川で恋人のためにワスレナグサを摘んでいて、川に飲まれてしまい、最後の力を振り絞って花を岸に投げ、「私(僕)を忘れないで」という言葉を残して亡くなったことからです。

ワスレナグサの花期は3〜5月(冷涼地では4〜7月)、春から夏にかけて薄青(紫)色、鮮青(紫)色、白色・ピンク色などの6〜9ミリ径の愛らしい5弁の花を咲かせます。ワスレナグサは、丈が高いタイプもあるので、切り花やアレンジメントに利用することもできます。

ワスレナグサの育て方はやさしく、タネまきで育てることができます。時期は9月下旬から10月下旬ごろに、寒い地域では春にタネまきを行います。タネまきの方法は、ワスレナグサは移植を嫌うので直まき、ポットまきで行うか、箱まきでも小さい頃にていねいに移植すればだいじょうぶです。タネは一晩水につけ、発芽までに2週間以上かかるので、土を乾かさないように管理します。箱まきのワスレナグサは、本葉が4枚ぐらいになったらポットに移植し、根が回ってきたら定植します。日当たりと風通しのよいところでしっかりとした苗に育てましょう。
用土は、完熟堆肥や腐葉土などの有機質を多めに入れます。花壇植えで株間約30cm、プランター、鉢では株間約20cmくらいに植えつけます。ワスレナグサは寒さに比較的強く、暖地の花壇では霜よけをしなくても越冬できます。寒い地域では霜よけしておくと安心です。タネが容易に採れるので保管しておき、秋に再びまくことができます。

ワスレナグサの花言葉は、私を忘れないでください、真実の恋、真実の愛。
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