ニンニク(にんにく)の栽培は、
9〜10月頃に種球を買い求め、
翌年の5〜7月に収穫します。
産地よって栽培時期や品種があるので、
品種を選んで好みのニンニクを見つけてみてください。
■日本産のニンニク
・壱州早生・遠州極早生・上海早生
こちらのニンニクは、九州、沖縄などの温暖な地域で作られる品種で、
5〜6月が収穫時期です。
1球、50gくらいの重さで、球も鱗茎(りんけい)も、
外皮は白色に近い薄い褐色です。
鱗片(りんぺん)の数は12で、マイルドな味です。
・ホワイト六片・福地ホワイト(早生)
青森県など寒地系の品種のなかで代表種です。
今、日本でいちばん多く栽培され7割以上のシェアだと言われます。
球も鱗茎も外皮は白色で、鱗片(りんぺん)の数も、
5〜6個と少なく調理しやすく人気があります。
■中国産輸入ニンニク
・ニンニクの茎
中国野菜の一つで、「ニンニク」の茎の部分で、
「ニンニクの芽」とも呼ばれ、日本でも人気がありますね。
匂いが一般のニンニクよりソフトで、
食べやすく煮物や炒め物などに使われます。
・葉ニンニク
「葉ニンニク」は1片の「ニンニク」が発芽し、
葉が伸びたときに収穫した野菜です。
匂いもマイルドで、ニラと同様の使い方で炒め物などに美味です。
・一片種
「プチニンニク」とも呼ばれ中国雲南省で生産されています。
ふつうのニンニクとちがって、粒が一つだけで丸くなっています。
ですから、皮をむいたり調理が簡単にできます。
使い切りできるのも便利です。
収穫から出荷まで、10回以上のていねいな選別を行うそうです。
味は、マイルドと言われていますが、生だと辛味が強く感じます。
■参考
・ニンニクのプランター栽培
・ニンニクの育て方 ←地植え基本編です
>>ニンニクの種類と球根を見てみる