hakusai.jpg
寒冷地では、防寒や保存のために球を外葉で包んでヒモで縛ります


ハクサイ(白菜、白才、学名Brassica rapa var. glabra)は、
アブラナ科アブラナ属の二年生植物です。
冬に重宝する野菜として多く栽培され、
たいへん人気がある秋まき野菜です。

食物繊維やミネラルが豊富で、
健康野菜としても注目されています。


huyuyasai20(1).JPG
結球していくのが、とても不思議です


■ハクサイの育て方

ハクサイの育て方は、比較的やさしく、
ミニサイズの種類であれば、プランター栽培もできます。

・まき時
標準プランターなら「お黄にいり」という品種で、3株、
大きなトロ箱なら6株栽培することができます。

ハクサイのタネまきは、秋まきは、
標準地で8月上旬から9月上旬です。
これに遅れると結球しにくくなるので注意してください。
春まきは、保温設備とビニールトンネルが必要です。

・タネまき
土づくりは植えつけの7日前に準備・完了させます。
堆肥、苦土石灰、化成肥料を全面にまき、
深く耕し、幅50cmくらいのうねを作ります。

1条植えでうね間は50〜70cm、株間30〜40cmくらいです。
ビニールマルチを敷きマルチに穴を開けておきます。

雨が降ったときか、前もってたっぷり水やりをしてからタネをまきます。
株間40cm間隔で缶や瓶の底などを押し付けてまき穴を作り、
1ヶ所当たり5粒ずつまいていきます。

軽く土で覆って、軽く足で踏みつけて、
タネと土を密着させてから水やりをします。

・苗作り
苗を作る場合はポリ鉢(直径10cm)に3〜4粒ずつまき、
15〜20日ほど育苗してから定植しましょう。
害虫除け、暑さ予防のために寒冷紗をかけ、
洗濯ばさみなどですき間をきっちり閉じておきます。

・間引き
本葉が1〜2枚で1回目の間引きを行して、
本葉が3〜4枚と本葉5〜6枚で間引きをして最終的に1株にします。

株の大きさを全体にそろえてあげると、
どの苗もじょうぶにどんどん育ちます。

・追肥と土寄せ
最後の間引きのときに化成肥料を株の周りに規定量まいて、
軽く土寄せをし、傾いている苗は向きを垂直に直します。

こうすると、良い形の白菜を栽培することができます。
この追肥と土寄せの作業は、2週間おきに計3回くらいしましょう。

・病害虫
結球が始まると、アブラムシやコナガの、
幼虫・害虫がつきやすくなります。
オルトラン粒剤を初期に用い、予防すると良いでしょう。

・越冬
寒い地域では、11月、初霜が降りる頃、葉を結束します。
外葉で株を包むように丸め、球を外葉で包んでヒモで縛ります。

寒風をよけるために、笹やよしずで風よけするのも良い方法です。

・水やり
乾燥がひどいときは、たっぷりと水やりします。


2013yasai20(2).JPG
家庭菜園のハクサイ、最高です!


・収穫
12月頃、ハクサイの球を上から押さえてみて、
球が固く締まっている感じがしたら収穫適期です。
さっそく包丁などで根元から切り取り収穫するします。

収穫後、新聞紙に包んで冷暗所に置いておくと、
1ヶ月くらいは保存できます。

霜が降りはじめてからもハクサイを畑に植えたままにする場合は、
寒さよけに、球を外葉で包んだままにしておくと、
地域によりますが、1月中旬から2月上旬くらいまでは保存できます。


2013yasai20(7)-1c061.JPG
鍋にしたら、甘くてとろけるようで美味でした


■ハクサイの調理方法

ハクサイは、寒さや霜に当たると甘みが出てたいへん美味です。
スーパーなどで売っているハクサイとは、別の食べ物に感じるほど旨いです。
家庭菜園ならではのシャキシャキした歯ざわりがたっぷり楽しめます。

ハクサイの煮物、汁物、炒め物、鍋料理、キムチなどの漬物などに。
和食、洋食、中華、どのようなお料理にもマッチします。

アメリカではサラダ用として広まっていますが、
あっさりした味と歯ごたえとほのかな甘味があり、
リンゴやタマネギ、ハーブなどとサラダにするとおいしいです。

■参考
・ハクサイのプランター栽培|品種を選んで追肥で大きく!
・軟腐病の予防対策|キャベツやハクサイの茎葉が溶ける

(2013.07.24改訂)
 カテゴリ
 タグ