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■立ち枯れ病(damping-off)とは?

立ち枯れ病は、草花、野菜、観葉植物など、ほとんどすべての植物に発生します。初めは生育がやや不良ぎみで葉色が悪く、晴天にも茎葉が萎れます。立ち枯れ病の病気が進むと下葉から黄色くなり、株全体が立ち枯れを起こします。
株の地面付近が水の浸状で褐色となり、茎が腐り枯死します。
花壇では被害が円状に広がり被害が発生します。とくに発芽直後の苗の立枯のことを苗立枯病(なえたちがれびょう)といいます。

立ち枯れ病は、気温が上昇する4〜5月頃に多く、11月ごろまで発生します。 原因は、糸状菌という黴の一種で、 土壌の植物の残骸や被害株で越冬し、 春になると胞子を飛ばし伝播します。
野菜ではハーブ類、ホウレンソウなど葉物、サツマイモ、がかかりやすく、コスモス、インパチェンス、ヒマワリ、ケイトウなどの草花などでも被害を受けます。
病原菌は、リゾクトニア ソラニ(Rhizoctonia solani)という糸状菌(かび)の一種。この菌の生育は22〜25℃前後で、どちらかといえば多湿状態を好み17〜23℃前後で発病します。
寄生する植物が栽培されると、菌核が発芽して菌糸を伸ばし、株元の茎に入り込み立枯れを起こさせます。


■立ち枯れ病の予防と対策

立ち枯れ病の被害にあった株は、ほかの植物への感染防止のため、根のまわりの土とともに取り除いて焼却します。株は幹や茎だけでなく、枯れた葉やつぼみなども集めて焼却処分しましょう。 被害株に使った土や用具は消毒してから使用してください。
立ち枯れ病の予防のためには、植え付け前に土壌を消毒する、排水、通風をよくするようにします。株間、株元を高温多湿にしないように、間引きや剪定をして蒸れないようにします。 また立ち枯れ病を発見したら早期に撤去します。
立ち枯れ病は、窒素系の肥料のあげすぎが、原因になることがあります。とくに未熟な有機物を混ぜない、完熟した有機物を施用することが予防になります。 連作を避けることも大切です。
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