
ハクサイの花 C)風々堂くも
秋まき野菜の大きな特徴は、低温に強い野菜で、
春まき野菜より生長が緩やかで収穫期に幅があることがあげられます。
さらに春と秋にタネをまくことができる野菜の場合、
春まきですと気温が急に上がるためとう立ちしやすく硬くなります。
秋まきは霜にあたることにより柔らかくなり、
甘みも増しておいしい野菜に育ちます。
秋まき野菜には、大きく分けて3タイプあります。
・秋にタネをまき、育つものが越冬しにくい野菜=シュンギク、サイシン、ハクサイなど。
・秋にタネをまき、年内に収穫しさらに越冬して春まで収穫できる野菜=ホウレンソウ、コマツナ、チンゲンサイ、タアサイなど。
・秋にタネまきや植え付けをして翌年収穫する野菜=タマネギ、ノラボウ、コウサイタイ、タカナ、カラシナ、ワケギ、ニンニク、アサツキ、エンドウ類、ソラマメなど。
*青い文字をクリックすると育て方の説明があります。
秋まき野菜の用土は、野菜用の培養土や土を使うと、
土が清潔で肥料も調節してあり安心で簡単です。
一般の園芸用土でもだいじょうぶです。
自宅の土や一度使った土を使う場合は、
石灰で消毒して肥料を補ってあげます。
秋まき野菜で連作できるのはコマツナ、ダイコン、ニンジンくらいですので、
連作にならないかどうかも気をつけてください。
植えるスペースは、鉢やプランター、トロ箱、
地植えなどで、ほとんどの野菜が育てられます。
■秋野菜とは?
秋に旬をむかえる野菜のことで、
サツマイモ、サトイモ、ジャガイモ、ヤマイモなどの芋類、
ゴボウ、レンコン、ニンジン、ダイコン、カブなどの根菜類、
シュンギク、ネギ、チンゲンサイ、ブロッコリー、カリフラワー、キノコ類があげられます。
■参考
・秋まき野菜 秋植え野菜の栽培
・レタスの育て方 栽培方法
・すずなりブロッコリー、茎ブロッコリーの育て方