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ウォータークローバー、
別名デンジソウ(田字草) Marsilea quadrifolia L. は、
オーストラリア原産のデンジソウ科の湿地植物です。

シダ類では数少ない水草です。
クローバーに似た形の水草で、
幸せをもたらす植物としてファンが増え、
贈り物などにも利用されます。


ウォータークローバー育て方 栽培方法

ウォータークローバーは、
透明なガラス容器などに水を張り、
鉢ごと入れて育てます。

クローバーの形の葉は、春から秋まで鑑賞できます。
ウォータークローバーの葉は、
朝晩葉を開閉させる運動(就眠運動)をするのが、
興味深くかわいらしいです。

水深が浅いと空中に立ち上がり、
水が深いと水面に葉を広げて浮かびます。

変化の激しい水辺の環境に適応した植物で、
高さは5〜20cm程になり、
横に這うように成長していきます。

育て方は容易で、水と光がじゅうぶんであれば、
枯死させずに育てられます。

さらに、耐寒性があり越冬できるのですが、
冬は地上部の葉は枯れてしまいます。
1年中、ウォータークローバーの緑を楽しむには、
室内で保温して育成しましょう。

ウォータークローバーは、半日以上日があたる場所で育てます。
地植えの場合は、浅めに植えて水位を調節して、
深く沈まないように注意します。

鉢植えで育てるときは、鉢ごと水につけて、
株が水に浸かる水位に調節します。

用土は選びませんが、鉢植えの場合は、
水生植物用の土で植えると安心です。

肥料は4〜9月頃の生育期に、
1〜2ヶ月に1回、緩効性肥料を施します。
ウォータークローバーは、地下茎で増えますので、
株が混んできたら、4〜6月に株分けしましょう。

>>ウォータークローバーの種類と苗を見てみる